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開封率の高いメルマガの法則をまとめてみた

当たり前に届いてたメルマガについて、発信者側になってしまったので、
ちょっとメルマガについて考えてみることにしました。

■メルマガとメールマーケティング

メルマガとはメールマーケティングにおける手段の1つであるらしい。
そしてメールマーケティングとは、「メール」を用いてマーケティングの目的を達成するよう、ユーザー自らに動いてもらうことだという。
ターゲットは顕在層に当たる。情報量は多く、CV率も高い。(← これ結構びっくりしました。)

■メールマーケティングの種類

メールマーケティングには6つの種類があるそうです。

①メルマガ・ニュースレター:定期的に一斉配信するメール
②イベント案内・開催告知:自社主催のご案内メール
③シナリオ(ステップ)メール:シナリオ作成し一連のメールを届ける手法
④広告配信・営業メール:売り込みを目的としたメール
⑤イベント開催報告メール:催し物の内容共有が目的のメール
⑥自動返信メール:フォーム登録等で自動返信するメール
⑦サンクスメール・通知メール:商品購入後のメールや発送通知メールなど、コンテンツ下部に類似商品を掲載し、通知メールをマーケティング目的でも活用しようとする取り組みのメール

いろいろ目的に応じて手段が変わるそうです。確かに同じ企業からでも、①の内容が送られるときと、②や③の内容が届く時もあるなと、、好きなアパレルブランドのメルマガを思い出しました。

■開封率の平均値を知る

「開封率」=どれだけの人がそのメールを開いたか。という数字になります。自分が結構練りに練って記事を作っても、そんなに刺さらなかったーってなったら結構ショック受けそうですね。
一つの指標として、開封率の平均値ってどれぐらいなんだろうと気になって調べてみました。

EメールマーケティングメディアMarketingProfsの記事によると、平均開封率9.7%~10%(ベンチマーク対象:2012年に配信された14億のオプトインメルマガ)という数字が出ています。ただし、これは莫大な配信数の平均のため、ある程度ユーザーがその企業に興味を持っている場合の平均値は、15~20%程にアップします。逆に企業と関わりが薄いユーザーの場合、5~10%程になる場合もあります。

ここから見るに、送るターゲットの状況によって数字が変わることがわかりました。今運営しているメルマガのターゲットは前提として、
その企業or商品に何らか興味があって利用していると考えているため、15%~20%が平均値に当たります。(結構高い。そして未だそこの数値まで達していない…)

■開封率の高いメルマガの法則

さまざまな記事を読んでいくと、開封率の高いメルマガには決まった法則がありました。

【開封率の高いメルマガにするためのTips】
①迷惑メール判定を避ける
②開封されやすい曜日・時間帯に送る
③魅力的な件名・タイトルをつける
④Fromアドレスに送信者名を記入する
⑤第一印象で読みたくなる工夫をする
⑥メルマガの開封率を計測・測定し、継続的な改善を行う

私自身が企画者のような立場で、コンテンツやデザインを考えがちなため、
上記のうち、③をピックアップしていきたいと思います。
プラスやはり大事だな〜と感じる⑥についても最後に触れていきます。

③魅力的な件名・タイトルをつける

世代によってはメインのツールがLINEである今、ユーザー視点に立った際、
一体1日のうちにスマートフォンでどれだけメールを開くだろう。と思うんですよね。知らぬ間にメルマガ登録してしまったさまざまな企業・ブランドからのメルマガ、光熱費や配達完了といった見逃せない大事な通知。さまざまなメールを受信していると思います。
序盤に開封率「15%〜20%」のお話をしましたが、結構競争率激しいなって思ったんです。
そうなった時に、まず大事になるのが件名です。
パッと流した時に、「あ、これ読みたい。読まなきゃ。」と思わせるようなタイトルにする必要があるんです。
調べた結果、下記のポイントを押さえることが大事だとわかりました。

・件名の文字数は15文字を目安に
 └ スマホで見た際に、綺麗に画面に収まるのが15文字ほどであるため。
・受信者のメリットを伝える
 └ 「割引キャンペーン」「期間限定」「先着●名様」といった、
   今開封することによるメリットを添える
・数字を利用する
・キラーワードを入れる

ほんとここ最近、気づきを得る機会があったので、備忘録的な感じで感じたことをメモさせていただきます。

件名を考えるときに、我々発信者側が「伝えたい!」と思う視点ではなく、受信者側が「読みたい!興味あるテーマ!」と思う視点で考えることが大事だと思いました。

A)先着20名様にギフト券プレゼント!アンケートCP
B)アンケートCP!先着で20名様にギフト券をプレゼント

どちらの方が目を引きますか?おそらくAではないかと思います。
先着、20名様=早く気がついた方がいいという切迫感の演出
ギフト券=お得なものの訴求
これら単語の位置だけで印象が大きく変わってきます。

それだけではなく、1つのメルマガの中でどの情報を訴求するか、その訴求ポイントを受け手のニーズに沿うことも重要だと感じました。

このニーズを吸い上げるには時間と労力、そして費用の捻出が必要になりますが、彼らがどのようなテーマ、情報に興味があるかを知っているかいないかで、1つのメルマガをどの切り口で訴求するか戦略の立て方が変わってきます。

「時短で作れる、旬野菜を使ったパスタレシピ」のメルマガを配信する際に、
”時短”を訴求するか、”旬の野菜”を打ち出すか、
はたまた ”パスタレシピ”を見せるか… ここが大きな分岐点になります。
”時短料理”に興味関心のある読者に対して、”旬の野菜”というキーワードで惹きつけようとしては、読者との間に乖離が生まれます。
この乖離を埋めるためにも、ただ流れ作業のようにメルマガを配信するのではなく、どのポイントを訴求すべきか見極め、メルマガを構成すると良いと思います。

⑥メルマガの開封率を計測・測定し、継続的な改善を行う

実際に、開封率を追って、なぜ数字が上がったのか・下がったのかを真摯に受け止めて行くことも大事だなと改めて最近感じています。


現状、開封率・URLのクリック率を中心に測定していますが、受信者のニーズを意識した上で件名、コンテンツを検討したところ、開封率がここ最近の配信で最も高い数字を出すことができました。
個人的に大きな収穫を得られたなと、手応えを感じられたので嬉しかったです。
と同時に、これまで以上に開封率やクリック率を追いながら、読者が読みたいと思えるメルマガに成長させていきたいと強く思いました。

■まとめ

メルマガ進行にあたって気をつけた方が良いことを自分なりに纏めてみましたが、これを実践に移して結果を残すのがなかなか大変なんですよね。
ただやりたい、こうしたいと思っても、予算が絡んできますし。
今できる範囲の中で、どれだけのことができるかまずは奮闘したいなと思ってます。

何かのきっかけでこちらを読んだ方がいらっしゃいましたら、その方にとって少しでもヒントや参考になれたら嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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