「夢」は必要なのか?
「あなたの夢は何ですか?」
最近の就職活動や受験の面接などでは、「夢」について聞かれることがあるそうです。
しかし、本当の「夢」を持っている若者なんて、日本にはほとんどいないのではないでしょうか?みんな受け売りの夢だったり、就職活動で好印象になるための夢しか持ち合わせていないでしょう。
それにもかかわらず、現代では至る所で夢を持つことを強要されてしまいます。夢に向かってひたむきに頑張る若者の姿は確かに美しいですが、全員にそれを求めるのは・・・ちょっと違う気がします。
ちなみに玉子納豆は「有料NOTEを書いて生活する」という夢を持っています。
ただ、なぜその夢を持ったのかというと、新型コロナウイルスにより現在の仕事が成り立たなくなったから、仕方なくです。最初から持っていた夢ではありません。
つまり、生きてゆくために仕方なく生まれた夢なんです。逆説的になりますが、多くの場合の夢ってそんなもんじゃないでしょうか?
・貧乏な家で育った子供が、お金持ちになりたいという夢を持つ
・少年野球で負けて悔しいと思った子供が、プロ野球選手になる夢を持つ
・映像を撮るのが好きな子供が親の反対を押し切って、映画監督になる夢を持つ。
つまり、基本的に「夢」とはネガティブとセットになってこそ、初めて意識する人が多いのではないかと思うのです。
そう考えると、夢を持つために必要なのは行動して失敗することですし、他人から否定されるという悲しい経験、又は人生で行き詰まった苦悩なのではないでしょうか?
そのように考えると、「夢」って崇高なものではないのかも。
皆さんはいかがでしょうか?「夢」、持ってますか?
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