両立させること
あぁ暖かい。
仙台から乗ったはやぶさから東京駅で降りて、そうつぶやいた。SNSでではない。リアルに口から出た言葉である。まわりの人が気づいていたのかどうかはわからない。でも、そんなことは関係なかった。思ったことをちょっと口に出しただけだ。
誰かを傷つけるような言葉でもない。
SNSで同じようにつぶやいたとき、「世界には寒さで凍えている人もいるんです」的なつっこみが入ることもある。まぁ暖かい、寒いではないかもしれない。でもそれに近いことは日常茶飯事。
気軽につぶやけるけれども、つぶやけない、そんな世界でぼくらは生きている。気軽にという部分は参加へのハードルを低くしている一方で無法地帯にもなりやすい。
これは飲食店なんかもそうだろう。ホテルだって同じ。なんなら野球場だって同じである。値段が高い=ハードルが高いである。より、ハードルが高ければ高いほど、無法地帯とは程遠くなる、一般的には。
もし、ツイッターが課金制になったらユーザーは確実に減る。それは間違いない。でも、快適さは上がるだろう。
今、現在でそのようになるとは思えないけど、たとえば月額100円だったとしても大きく変わる気がする。
気軽さと快適さの両立ってむつかしい。
こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。