「期待しない」という考え方はしない。
あれこれ人やモノゴトに期待しないということでストレスを軽減する方法がある、らしい。たしかに心理的なストレスや負担は格段に減るだろう。期待していないからうまくいかなくても、落ち込むことがないのだ。当然、ストレスは減る。
楽になるとは思うけど、ぼくはそうしない。
たしかに期待しないという方法は楽だし、ストレスは感じにくいだろう。でも、そういう人と仕事をしたり、なにかを一緒に成し遂げようとしたとき、その人は自分に期待していないのである。
そういう人と一緒に仕事したいだろうか? 一緒にいたいと思うだろうか? ぼくはしたくないしいたくない。だから期待しないなんてことをぼくはしない。
もちろん期待しないのは自由だし、ぼくだってそういう瞬間は当然ある。でも、それを公にした瞬間、相手からは「あ、この人はぼく(わたし)のこと期待していないんだ」って見られてしまうのだ。
そんなのはいやだし、相手にそういう思いをさせたくない。
だから、期待しないなんてことを絶対にしないのである。少なくとも今は。
こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。