病院

連休明けの病院は混んでいた。

ひとり数分で終わる診察だから流れていくけれども、それでも待ちの人数はたくさんいたような気がする。正確な人数は不明だが。

この調子だと薬局でも時間がかかるだろうなぁ、と半ば諦め気味で自動ドアをくぐった。ところがどっこい、薬局は待ち時間など存在せず、受付してから5分ほどで、番号がモニターに表示される。簡単な説明を受け、1000円にも満たない薬代を支払って帰路につく。

病院のそばに薬局はたくさんあるし、患者さんは分散する。にもかかわらず、このギャップはなんなんだろう。皆、薬のいらない診療だったのだろうか。

たしかにきれいな女医さんが多い病院だ。薬をもらえなくても、世間話をしたくなるのも無理はない。でも、今日の担当はかなり高齢の女医さん。そういう感じではなかった。

なぜだろうか。謎は深まるばかりである。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。