澄んだ目

クリスマスだとかお正月といったイベントが続く。

昔はそのあとのバレンタインデー、ホワイトデーあたりまでは忙しかった。なぜなら洋菓子関連の仕事をしていたからだ。この時期の店頭販売は凍えるし、店内は暖かくて眠くなる。売れると忙しいし、売れないと目標に届かず会社的に苦しくなる。相反するいろいろな思いがあった。

当時はゆっくりとショーウインドーを眺めることもなかったし、見ていても職業としてだった。でも今は違う。もうちょっとお客さん目線というか、純粋な気持ちで、真っ直ぐな目で見ることができている気がする。

昔が澱んでいたわけではないけれども、澄んでいることはなかったのだろう。

もしかしたら野球に対する目もそうなっているのだろうか。それに気がつくのは、気がついてしまうのはいつの日だろうか。気がつくのがいいのか、それとも気が付かずに死んでいくのかどっちがいいのか答えは出ない。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。