貧乏暇なしの思考

重かった仕事を終えると気持ちが軽くなる。これはいくつになっても変わらない。ぼくは達成感に浸るタイプではなく、かといって燃え尽き症候群になるわけでもない。

終わった、と思うだけでありそれ以上でもそれ以下でもない。一瞬の安堵はあるにせよ、すぐさま次に目を向けている。このように書くとかっこいいが、そんなことはまるでない。

息をつく暇などないくらい、次にやらねばいけないことが迫っているのである。締切が近いとか、こなさなければならない仕事が多いというわけではなく、人生においてしたほうがいいだろう、すべきであろうことがたくさんあるのである。

なにか終わっても、のんびりはできないし燃え尽きている場合ではない、と我に返るということだ。

貧乏暇なし、ということでもあるのだろう。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。