クラウドソーシングとかのお仕事で思うこと。

今日は赤坂にある企業との商談。来月分の打ち合わせで足を運んだわけだが、会って話すのとスカイプやチャットワークでの打ち合わせとでは、意思の疎通が圧倒的に違う。これは担当とぼくとがお互いにそう感じている。

全てを文字ベースで行うことも可能だし、スカイプなどの通話を交えたリモートで行うことも問題がない。でも、月に一度ではあるが、顔を合わせすりあわせの機会を設けている。

もしかしたら、これからの時代にそぐわないのかもしれないけれども、このスタイルは続くのだろう。仕事が早く進むから。

話は変わるのだけれども『フリーランスは見積もりを出せないことが多い、だから依頼側からだしたほうがよい』的なツイートを見た。賛同している人の多さにぼくは愕然とした。

まぁそうなんだろうけど、馬鹿にされてるよなぁとも感じる。たしかに、専門外のことは見積もりを出すことはできないかもしれない。でも、最低限の見積もりは出せると信じたい…。

逆に言うと、それができるだけで優位性になるのだろうか。見積もりがわからない場合に、相手の予算を聞くであったり、当たりをつけるための質問をすることも多くのフリーランスはしないのだろうか。もしそうであれば、極論かもしれないがクラウドソーシングの弊害だと思う。その他の面も含めて。

クラウドソーシングではだいたいの単価が決まっていて、成果物を作ること以外は、ほぼ自動で行ってくれる。面倒な経理やらなんやらもない。債権回収もほぼ存在しない。

個人的にここまでやってもらっておきながら、手数料が高いというのもお門違いだと思ってる。月末の着金確認から債権回収の苦労がないのだから。

何ひとつできるようにならず、クラウドソーシングに囲われる。って考えたら恐ろしい。だって、抜け出せないんだもん。10年以上前にあった、日払いバイトから抜け出せない人たちと似たような感じになりそうだなぁ。先払いや融資の仕組みなんてまさにそう。

それだけユーザーを増やすのに必死ということなのかな。ご利用は計画的に。


こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。