データじゃ季節はわからない

今日の東京地方は夏だったのか。と思うほど日中は暑かった。このまま、春が終わり夏の暑さがもう来てしまうのだろうか。なんて、考えが頭をよぎる。多分、何年も同じ思考なのだろうとも思う。4月のある晴れた日に「もう夏が来た」なんて毎年のように思っているはずだ。そして、その何日かあとに「夏など来ていなかった」と思い知らされることになる。

日中はまだいい。問題なのが夜だ。ぼくは夕方から野球を観にでかけ、帰りは夜遅くだ。そのために日中が暑くても、夜寒いということは往々にしてある。昨日も今日もそうだった。18時を過ぎることには風が冷たくなり、Tシャツではいられなくなったのだ。

このように、外に出なければわからないことってたくさんある。画面で今日は30度だった、10度だったという情報は手に入るけど、それは所詮データ。手触り感もなにもない。家にいるのもいいけど、何かに触れることが凄く大事だと思う。季節を感じるのもそのひとつだ。

ぼくはほどほどに人間らしくいたい。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。