全部を満足させることはできない

今日の夕方に野球日本代表侍ジャパンのメンバーが発表された。これは3月3日、4日に行われる強化試合に向けてのものだ。2020年の東京オリンピックへ向けた土台作りにもなるだろう。もちろん、ぼくは選ばれていない。

ちなみに、今年のプロ野球開幕は3月30日だ。その4週間前に代表の試合をやるのである。この日程には賛否両論ある。とくに大きいのはシーズン前の身体ができあがっていない時期に試合をしないで欲しいという声だ。シーズンを中断することはできないし、オフはオフでその他の試合が組まれたりもする。

ファンとしては野球を見ることができるので嬉しいかもしれない。でも、選手がケガをしたり、本調子でないまま試合に出場し、シーズンで結果を残せなかったら…。など様々な問題点があり、なかなかむつかしい問題ではある。

このようなことは日常生活でも溢れている。ファン(ユーザー)は喜ぶかもしれないけれども、その先に(もしかしたら可能性は低いかもしれないが)パフォーマンス(機能)が低下してしまう。

もっとわかりやすく言うと今は楽しいけど、〆切がキツくなる。これも似たような現象かもしれない。大きさや尺度は全く異なるけれども。

なにが言いたいかというと、全部が全部を満足させることはむつかしいのだ。どこか、落としどころなのか、妥協点なのかを決めものごとは進めていかねばならない。これって大事だよ。全部をカッチリ決めてから…なんてできっこないのだから。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。