スターバックスカフェからスタバへの変化

日曜の夕方にスタバで読書をしながら、Mac Book Airを広げることになるとは10年まえに想像もしなかった。いや、5年まえでも想像していなかった。

「スターバックスカフェ」は高いし、ちょっとオシャレで気取ったやつが呪文を唱えてなんとかフラペチーノとか、なんとかマキアートを頼む場所だと思っていた。アイスコーヒーと頼んじゃいけない、そんな雰囲気があたり一面に漂い、ぼくなんかが入っちゃいけない、いや、前を通ってもいけない。そんな風に考えていたときもあった。シアトルの1号店には行ったけれどもね。

今となればただの笑い話ではあるけれども、ほんとうにそんなイメージを持っていたんだからしょうがない。それが、なにかのきっかけで「スターバックスカフェ」に行くようになり、気軽にスタバと呼ぶようになるのだからおもしろい。

お気に入りの子がいるから通い出したとか、デートで使ったとかそんなことは1ミリもない。もしあっても言わない──いや、でも、あったら言うかな──気がする。

なんのきっかけがあって通うようになったのかはわからないけれども、週に5回は行くヘビーユーザーであるのは間違いない。呪文は唱えないけれども。

ひとの考え方なんて10年、いや5年でこんなにも変わる。もしかしたら、5年後には「スタバ? もう行かないよ。今はもっぱら……」となっているかもしれないのだ。

生まれてから、というより気づいてから変わらないのは、野球に対する熱くらいな気がする。それで仕事をしているのだから、ぼくは幸せなのかもしれないな。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。