想像力の欠如は罪
大型連休だからだろうか。人混みが多くなった。
渋谷駅構内はとても顕著。抗ってはいけない人の波ができ、飲み込まれるように自分の体も預けることになる。
流れの速さはそれぞれだけれども、うまく乗ることができない人も多い。慣れていないからんなのか。それとも抵抗しているのかはわからない。
どちらにせよ、流れをせき止めるという事実には変わりがない。それはしょうがないことでもある。とは言うものの、せき止め方にもいろいろある。
他の人に迷惑になるせき止め方、致し方ないせき止め方それは様々。おそらくだけれども、慣れという部分より気配りとか、想像力とかそういったものが大きく関係しているのではないだろうか。
歩みが遅いのは仕方ない。多少の渋滞になったとしても、それは想定の範囲内。そうではないせき止め方。たとえば、スマホを見つめ続け──おそらくゲームをやっている──いきなり立ち止まる。
これはご法度だろう。波に同情しているその他大勢から舌打ちをされても文句はいえまい。実際に舌打ちが聞こえたわけではないいけれども、たとえとしてだ。
想像力の欠如、これは大きな罪だな、と改めて思った連休初日。
こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。