仕事と季節感

お仕事の依頼に大きな増減があると季節が変わる。これは(ぼくのなかで)よく言われている言葉である。


プロ野球を中心とした野球に関してのことを生業にしていることもあり、シーズンが始まる春先に向けて徐々に仕事の依頼は増えてくる。春が来る、といったところだろうか。

次の波は夏の甲子園。甲子園、すなわち高校野球に関するお仕事が舞い込んでくるわけだ。8月に大会が終わるとお仕事は緩やかに下降線を辿っていく。秋の訪れはゆっくりだ。

プロ野球が10月(11月初旬)あたりに終了すると、一気に仕事は減る。定期の仕事もあり「0」になることはなく、最低限の収入はあるものの、けっこう苦しくなる。

しかも、時間ができることで飲みに行くであったり、人との関わり合いも増えてくる。イコール出費も増えるわけだ。

シーズンオフがあるために仕事の量が増減するのは仕方ない。それでも野球だけのお仕事で生活できているのはありがたいこと。

ここまで数年かかったけど、なんとかなるもんだなぁと言うのが正直な感想だ。

でも、野球だけでいいとは思っていない。もう少し他のことも見ていかないと視野が狭くなっていまうと薄々感じている。このオフシーズンは手を付けることができなかったけれども、もう少し幅広くチャレンジしなくてはいけないなぁ。

お酒も飲んでいないのにぼんやりと考えている。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。