連絡を取る

1年前の今日を振り返るのがとってもかんたんになった。1年前に書いたnoteを読み返せばなんとなくの心情がわかるからである。ちゃんとした日記を書けばもっとわかるのだろうけれども、それをやるつもりはない。大枠でいいのである。こと細かに思い出すのは野暮というもの。

1年前の今日は雨が降る松山にいた。初めて訪れた松山の地。野球のために訪れたそこで雨に降られホテルでひとり。前日に会った友人との会話を思い出しながら、ひとり物思いにふけっていた。なんてことはまるでなく、衣笠祥雄の訃報に関する情報を集めなんらかの記事を書いていた。

雨がふらなければ仕事を進めることができず、苦労していただろう。そう考えると、雨は悪くなかった。

翌日は雨の匂いが少しだけ残る松山城から、かつての城下町(だったのであろう場所)を眺めていた。野球の旅でもこのように他のことを織り交ぜるから旅が楽しくなる。

そんなことを学んだ松山だった。あれから1年。友人は今も元気なのだろうか。そういえば連絡を久しく取っていなかった。

今年は行くことができなかったけど、連絡を入れてみようか。そんなことを思い出すのもこうやって記していたからこそ。

なんとなくでも書き留めておくこと。続けていく。


こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。