あんがい悪くない

ここ最近、noteを書くときに1年前の記事を見返している。

正確に言うと記事ではなく、ぼくのEvernoteの下書きだ。あぁ1年前はこんなことを考えていたのか、と記憶を呼び戻すのである。と言っても呼び戻されることなんてまるでなく、「そういえばそうだったな」で終わってしまう。

日々上書きされていく人生のなかで、すべての日のことを覚えていることなど不可能だ。noteに書いていたって忘れるのである。そんなもの。それが現実。

で、だ。今日もいつもと同じように去年の2月28日のnote(というか下書き)を読み返していた。そこにはいいことが書いてあった。思わず誰が書いたんだろうか、と思ってしまうほど言い当て妙だった。

2月が終わったということは、1年の1/6が終わったということだ。小学校で例えると1年生が終わったのと同じである。3月からは2年生。友だちもできて勉強も少し楽しくなってくる頃合いだ。12月は6年生の後半。中学校への進学などもあり慌ただしい。


といった趣旨のことが書かれていた。1年を小学校という時間軸に置き換える。なるほど、うまいなと感心してしまった。1年前はめまいや吐き気で苦しんでいた時期だ。そんななか、こんなことも考えていたのだ。


他の人がこの例えに感心するかどうかはわからない。ぼくだけかもしれない。それでもいい。

あんがい1年前の自分も悪くないなって思えただけで、今日は素晴らしい1日だったと言える。ぼくは単純だから。

こちらサポートにコメントをつけられるようになっていたのですね。サポートを頂いた暁には歌集なりエッセイを購入しレビューさせて頂きます。