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エッセイ

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2018年2月の記事一覧

ちいさい発見

このところ、午前中からカフェに来ている。といっても、2日間だけなのだが。新たな習慣になるのかはわからないけれども、発見は多い。

まず、2日連続で来ているお客さんが多いことに驚いた。繁華街ではなく、住宅街にあるスタバだからかもしれない。若者というよりは近所に住む奥様、定年されたのであろう紳士など街を表している。そのなかひとりがぼくだ。

ぼくも同じように無職っぽい男性とか思われているのかも

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流されること

>2に流される風潮ーー2ch(5ch)などの掲示板などでよく見かける光景だ。問題提起や話題を提供した主へ最初にレスをした、いわゆる「2」の書き込みがその流れを支配するということだ。多くの場合、2に書き込んだ誰かが流れを支配しようとしているわけではない。たまたま、そうなってしまうのだ。

これと同じようなことが他のSNSでも多い。SNSの場合は>2というよりかは初めに書き込んだ一定数の同意見や「

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となりの芝生を荒らす人々

「となりの芝生は青い」ーーよく使われる表現だ。ご存知の通り、自分や所属する会社などよりも他が良く見える現象のことである。昔の人はよく言ったものだ。こういったことをよく見聞きする。でも、これはあくまで自分の中の思いや願望であり、他の人には迷惑をかけていない(たぶん)。だから、ぼくは「まぁいいんじゃないの」と静観することがほとんどだ。

一方で「となりの芝生を荒らす」行為もよく見かけるようになった。ち

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マナーって場所によって違う

世の中は自分が中心で動いている、というと独裁者のように聞こえてしまうかもしれない。でも、人はだれもが自分の人生を歩んでおり、その人生の中では主役なのだ。そういった意味で捉えると「世の中は自分が中心で動いている」というのは共感を得ることができるのではないだろうか。

でも、これはあくまで「自分の人生において」という注釈がつく。会社や学校、家庭、その他の場所全てにおいてこの考え方をしていたら、関係

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リセットするのがいいのかもしれない

どこまで配慮すればいいのだろうか、とときどき考える。ほんとにときどきだ。毎日考えているわけではない。たぶん、麦茶じゃなくてほうじ茶を飲むくらいの頻度だろう。

ひとつの発言が切り取られ様々な解釈をされ、尾ひれが付き元の話と違うことになっていることがある。そうならないように最大限配慮したにもかかわらずだ。なにかの発言が炎上したとかそういう話ではない。

配慮するとはどういうことなのだろうか。あからさ

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シンプルに生きます

なにごとも複雑に考えないほうがいい。こういったことはよく言われている。ビジネスでもそうだし、ちょっと悩みがあるときのアドバイスとしてもそうだ。複雑に考えずにシンプルに考えることで答えを導きだそう、という考えだ。

一理ある。どころか百里、千里はある、ような気がする。世の中に存在する悩みらしきものは単純に考えるだけで解決するのではないか。とさえ思っている。ものごとを必要以上に複雑に考えてしまい、解決

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めんどうなこと

めんどうだなぁと感じるときが稀によくある。稀なのか、よくあるのか、わからないくらいの頻度で起こっている。ぼくのまわりで。

めんどうだなぁと感じることというのは、たいてい人がらみである。世の中の多くのものごとには、人が関わっているわけだから当然のかもしれない。違うのは雨が降ったから、とか寒いからといった天変地異に関することだろう。

さて、その『めんどう』という感情はどういうときに湧いてくるのだろ

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