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2023年、劇場で観た映画(4) 37〜52本目 &年間ベスト3

昨年は、
・映画を、劇場で月2本以上観る
・うち1本は、今まであまり観てこなかったような映画を選ぶ
と決めて、休日、地道に実践。

<前回>

失速して1本の月もありつつ、年間では50本超(複数回鑑賞があるため、作品数は減ります。詳細後述)と、私にとって生涯最多鑑賞の年になりました。

「観てこなかったような映画」も選んだ関係で、自分向きでないと感じることは少なからずありましたが、観たことを後悔する作品はなかったです。

そんな年の最後の記録、遅ればせながら掲載します。

作品説明なし、レビューなしの自分向け備忘録。
淡々と劇場写真+予告編等+独り言を並べるだけですが、よろしければ、どうぞ。



37本目 『沈黙の艦隊』(日,113分)

題材は苦手だが、映像的には目を引く部分が多く、最後まで集中。
この監督が将来、ゴジラを撮ってくれたら、と感じる。

38本目 『フラッシュオーバー 炎の消防隊』(中,115分) 

ドラマはやや弱いと感じるものの、題材・描写・役者が、超好み。
パンフが作られなかったこと、そして、3回ぐらい観ようと思っていたのに、あっという間に終映したことが、ただただ残念。
既に配信・DVD販売されているが(配信版は購入済)、いつかスクリーンで再会したい。

※かなり過酷そうなメイキング


39本目 『極限境界線-救出までの18日間-』(韓,109分)

ヒョンビンとファン・ジョンミンが並んだだけで、嬉しい。


40・41本目 『シン・ゴジラ:オルソ』(日,120分)

過去12回(2006年:11回、2008年:1回)劇場鑑賞した作品と、モノクロ版ながら、久々にスクリーンで再会。

劇場・日数が限定なのに煽られ、2日連続の鑑賞。
2016年を思い出すような客席数と埋まり具合の中、鑑賞できたことに、感謝。

入口に作品表示がないことに気づく・・・

1日目は、モノクロへの違和感があったが、

前日の反省を活かして、ゲート入場前に撮影

2日目は、「こっちのほうがいいかも」と思えてもきたり。

地下の『ゴジラ−1.0』関連展示より

7年経過し、少々古く感じる部分も出てきたが、改めて自分の映画鑑賞史において重要な作品と認識。

42本目 『ゴジラ-1.0』(日,125分)

なんとか公開初日午前、ネタバレなしで鑑賞できたことに、感謝。
感動を求められる感じが苦手で、その他含め自分向きではなかったが、「こう来るか!」と驚いた箇所は複数あり。
公開前に前売券3枚を買ったので、あと2回観る。

43本目 『ドミノ』(米,94分)

『チェイシング・エイミー』『アルゴ』で好きだったベン・アフレックと久々に再会。

44本目 『正欲』(日,134分)

内容はうまく飲み込めぬものの、メインの3名には好感。

45本目 『マーベルズ』(米,105分)

2008年『アイアンマン』以来のマーベル作品鑑賞ということもあり、ちょっと遠巻きで観ていた感じだが、メインの3名には好感。

46本目 『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』(韓,133分)

『エクストリーム・ジョブ』のイ・ハニ、『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』『パラサイト 半地下の家族』のパク・ソダムが一緒に観られて嬉しい。
ちょっと長いが、前後半で、違う映画といえるぐらいトーンが変わるのは、面白い。
パンフなしは残念。


47本目 『福田村事件』 (日,137分)※2回目

出演者の充実ぶりを再確認。
生すぎる表現や、現代劇ぽく見えてしまう部分(予算上、仕方ないと思うが)等、気になる面はありつつも、今回も強く引き寄せられる。

48本目 『ゴジラ-1.0』(日,125分) ※2回目 ※英語字幕版

英語字幕と共に、前回の細部見落としをいくつか確認。
前回同様、自分向きではないと感じつつ、評判が良いことは理解できる。

49本目 庵野秀明セレクション『ウルトラマンタロウ』 (日, ?分) ※「円谷映画祭2023」

第1話「ウルトラの母は太陽のように」
第18話「ゾフィが死んだ!タロウも死んだ!」
第33話「ウルトラの国 大爆発5秒前!」
第34話「ウルトラ6兄弟最後の日!」

本放送当時、ネーミング・デザイン・造形が子供をバカにしていると感じて好きではなかったが、再放送でキャスト・特撮・音楽等の魅力に気付いて以来、昭和ウルトラでは『タロウ』推し。
・・・そんな自分でも、スクリーンで観ると、気になる部分が増幅してしまい、ちょっときついなと感じてしまった。
自分は、ウルトラ兄弟登場以外のエピソードが好みということも再確認。
今後はまた、ときどき円谷サブスクで楽しもう。

50本目 『首』(日,131分)

時代劇慣れてしていないせいか正直眠い箇所もあったが、ラストシーンの爽快感(?)で印象が好転。

51本目 『市子』(日,126分)

杉咲花、圧巻の演技に引き込まれる。


52本目 『電エースカオス』(日,112分)

いい意味で、コピー「くだらなさ1億%!」に嘘偽りなし。
自分は、映画に限らず「笑い」を特に求めていないが、「くだらない」は必要なことを再認識。
主役2名(小林さとし、タブレット純)の演技に、リピートしたくなる妙な魅力を感じる。

パンフレットの個人的なキモは、河崎実監督と特撮造形レジェンド2名(原口智生、品田冬樹)による座談会2ページ。日本特撮史研究上、重要文献となるかも

舞台挨拶・サイン会も含め、元気をもらいつつ、2023年の映画鑑賞が終了。

<おまけ>
2024年1月22日〜2月4日、マルイシティ横浜地下で展示された造形物たち。

ささやなかがらグッズを購入。

帰宅後、花の色が合っていたのは偶然

サインと元気をいただき、感謝。

<参考>『タローマン』藤井亮監督と河崎監督の対談


年間ベスト3

タイトルで「52本目」と記載しましたが、複数鑑賞が5作品あり、その分を除くと鑑賞作品数は41本でした。
その中で、強いて3本選ぶならば以下のとおりです。

1位:『別れる決心』(韓)※2回鑑賞
2位:『福田村事件』(日)※2回鑑賞
3位:『フラッシュオーバー 炎の消防隊』(中) 

『別れる決心』は、とにかく、ヒロイン役タン・ウェイの演技・表情、そして劇中歌『霧(アンゲ)』(鄭薫姫/チョン・フニ ※1967年の韓国歌謡ヒット曲)に強く心惹かれました。

久々にグッズ欲をくすぐられ、輸入品の写真集・CDを入手。ジャケ違いのCD、シナリオ集、ストーリーボードブックまでは手を出しませんでした。CDに『霧』が収録されなかったのは残念

また、抑制された表現の中で交わされる二人の感情描写に、すっかり忘れかけたもの(?)を一瞬思い出せたのも、収穫です。

そんなこんなで、今後も時折、見返す作品であり続けると思います。


その他、記憶に残る作品を一部挙げると、以下の通りです。

【素直に感情移入して楽しんだ4本】
・『THE FIRST SLAM DUNK』(日)
・『RRR』(印)
・『雄獅少年/ライオン少年』(中)
・『グランツーリスモ』(米)

【ヒリッとする日本統治期スパイもの2本】
・『崖上のスパイ』(中)
・『PHANTOM/ユリョンと呼ばれたスパイ』 (韓)

【かつての特撮ファンとしてプロモーション含めて楽しんだ2本】
・『シン・仮面ライダー』(日)※8回鑑賞
・『突撃!隣のUFO』(日)

『ライダー』が鑑賞回数の割にベスト3に入っていないことに驚かれる方がいらっしゃるかも。
これについては、3回目鑑賞時に、

ストーリーにうまく乗っかれず、感情移入できず、また少しむずがゆく感じるセリフがあったり、後半の展開にもやっとしたりするが・・・それを上回り、グッとくるシーン、痺れるカットが多数あることに価値を感じる作品。

名場面集とかミュージックビデオ、あるいはアトラクションのように楽しんでいることは否めないが、それでも良し。

と書いたのが作品に対するスタンスです。
その他は、公開前から終了まで、ネットや街中で見かけたプロモーション、友人との情報交換等々含めて、楽しみました。

『隣のUFO』は、主役3名が妙に気に入ったことに加え、前夜祭・舞台挨拶に行き、すぐにnote掲載したことも含めて記憶に残ります。


以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました。

少しペースダウンしつつ、2024年も映画鑑賞は続けます(現在、8本目)。
また掲載の折には、よろしくお願いいたします。

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