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思いつきだけで過ごす日曜日

思い付きで生産性もないばかばかしい行動をとって、面白かったというお話です。
今日は(すでに昨日)神戸近辺にショッピングに出たのだけど、なんとなく面白くなく、どうしようかな、美術館でも行くか、なんて考えながら駅に向かった。すると車内広告の有馬温泉の広告が目に入った。
そうだ、近々温泉行こうねって友達と言ってたけど、決まってなかったなと思い出した。有馬温泉いいな。。。と思いついた。
そこまでは普通。
そのあとのわたしの思い付きは「今から行ってみようか。」というものだった。お昼過ぎだったので、全然行ける時間だけど、温泉にゆっくり入って帰るほどの時間はない。
いや、そもそも温泉のつもりで出て来てないし、今日はショッピングに来たのだし。それにいまから行っても時間的にとんぼ帰りだよ。と一旦思い直した。でも、別にとんぼ帰りでもいいじゃないか。何、その無駄な時間の使い方。面白い!って思ってしまった。そして、ほんとうにわたしは乗り換え乗り換え有馬温泉郷まで行って、お風呂にも入らず、散策だけして、おみやげ物屋さんで、石鹸と足袋を買って帰って来たのだ。

ああ、なんて脈絡のない日曜日。
とも思う反面、この意味の無さ具合が自分の中で面白く、この無駄な感じが贅沢だなって感じた。いつもいつも意味があって、生産性があることが必要かしら?って。日常が生産性と合理性にはまってるのだから、無意味なことってとても自由な気持ちになる。
それに、ちょっとした旅行気分を味わえて、楽しかった。もともとわたしは、田舎の電車に乗るのが好きというのもある。ちょっと範囲の広い散歩って感じ。
何より、ほんとに思い付きだけで、GOしたわたしが面白かった。
むかしの私なら、こんな衝動的に行動しなかったはず。ささいなことだけど、わたし変わったなと感じた。

それに、実際に動いたことにより、本気で温泉旅行のセッティングしようと思えた。それにうちから有馬は「旅行」というカテゴリーに入れてたけど、日帰り温泉でもいいかも。というやってみたいリストの項目がひとつ増えた。

思い付き行動。面白くて満足。

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