とあるハルのハレの日に
14年目の結婚記念日の夜、枕元に風船を見つけました。
その風船は当時小学生だった長女からの結婚記念日のお祝いの言葉が綴られた風船型のお手紙でした。
その年は主人の離職、病気の発覚と立て続けに困難に見舞われた過酷な1年でした。
経済的にも心理的にも厳しい1年。
家族がバラバラになってしまう選択肢も見え隠れする日々。
そんな中で迎えた14年目の結婚記念日でした。
風船のお手紙には今まで家族で過ごしてきた沢山の思い出とそれら全てに対しての感謝が綴られていました。
最後の言葉は一生一家でいようね。それは娘の願望でもありわたしへのへのエールでもありました。
願いとエールを受けとった夜から3年、本日結婚式を上げてから17年がたちました。
あの時バラバラになっていたらなかった今を過ごしています。
今夜はみんなで少し贅沢しておいしいお肉をいただきました。
ありがとう、ありがとう、ありがとう、だらけです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?