色々振り返ってみる No.1
約2年ぶりの投稿。
この2年は仕事的に慣れない事にトライしていたので心と時間に余裕の無い日々を過ごしてましたが、そんな中、過去の自分を振り返る良い機会にもありました。
一つの節目として今思うことを日記的に残していこうと思います。
最初のテーマは「社会人に必要とされるスキル項目は何か?」です。
社会人に必要とされるスキル項目は何か?
仕事は一人で自己完結できない事だらけだと思います。
顧客、上司、チームメンバー、他部署、外部パートナー…などなど、必ず誰かが居て成り立っているという事です。
20代はそれを知る期間でしたが、必要なスキル分類って大きな粒度だとこんなイメージをしていました。
例えばプログラマーなら、実装スピードが早い、出来上がったもののクオリティが高い、フルスタックで活躍できる3拍子などのイメージです。
スペシャリストとして極める場合、これらの追求は王道路線の一つかと思います。
ただ、話を前に戻すと「誰かと仕事する」という上では、これとはベクトルの違ったスキルがかなり重要だと思っています。
それを加えたイメージが以下です。
一つ前の3拍子は「職能」という項目に括っていて、追加したのは「工夫する力」、「仕事しやすさ」の2つです。
工夫する力
…持っている情報や背景を踏まえて、どうしたら前に進められるか?を工夫や準備する能力。「これがないと出来ません」と「こうやってみましょうか?」の違いですね。
必要な素材や情報が綺麗に整った状態で渡されることって基本ないので、じゃあどうやってこうかを考える前向きなスタンスはお客さんからも会社からもとても重宝されます。
仕事しやすさ
…これは複合的な意味で一言では表せないですが、相談しやすいとか任せやすいというシンプルなものだけでなく、自分に関わる相手の立場になって物事の受け渡しができるという事が含まれます。
例えば、
デザイン担当→Webコーディング担当に対して
デザインカンプだけでなく、スタイルの設定値を含んだプロジェクトファイルを渡してプロジェクトファイルの見方や、デザインだけで読み取れないであろう部分を解説する
Webコーディング担当→フロント実装担当に対して
デザインに合わせる事だけに注目して静的ページを作るのではなく、動的なブロックを意識してコーディングする/コメントを残す
など、次工程の人のインプットコストやコミュニケーションコストを減らす事で相手からすれば仕事がやりやすいです。
これまで実際の現場の中で、職能のスペシャリストが光る事は勿論見てきましたが、上記二点を持ち合わせた人がチームにいるとチームパフォーマンスが上がる、効率が最大化されてコスト削減になるので、きっとどこ行っても重宝されます。
まとめ
サクっとまとめてみるつもりが文字量が多くなってしまった。
サマると、そういうスタンスの人と仕事する方が物事が進めやすいし、みんな気持ちよく働けますよね?っていう事です笑
400人前後の上場企業で働いたことでこの大事さを再認識できたので、今後の個人的なミッションは、こういう観点を含めた人財教育をやっていきたいと思っています。