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本場の格別ナポリピッツァ

ナポリへ来ました。ということで本場ピザを食べてきました。

地元ナポリ人も最高に美味しい薦める有名な老舗店へ。

ひとつ目がPizzerie Gino Sorbillo (ジーノ・ソルビッロ)。https://www.sorbillo.it/

ふたつ目が、Pizzeria Di Matteo(ディ・マッテオ)。http://www.pizzeriadimatteo.com/

結論、今までで一番のピッツァに出会いました。本物はやっぱり最高に美味しかった。

知り合いが連れてきてくれたのがソルビッロ。ナポリでも「ここのピッツァが一番!」という人もいるほどの人気老舗店。お昼時の13時に行くとすでに行列ができていました。

どうしてもここのピッツァを食べよう!と意気投合し1時間ほど待ちました。そしてついにお店の中へ。

中央の奥ではピッツァ職人たちが何枚ものピッツァを作っている様子が見えました。このお店は家族代々受け継がれているお店で、なんと家族全員がピッツァに関わる仕事をしているのだとか。

一番基本のマルゲリータを選びました。一枚500円程度。日本ではありえない手軽さに驚きです。

そしてサイズがとても大きい。ナポリピッツァの特徴は生地が薄くてでもとてももちもちしていること。生地に乗せる具材がシンプルで素材そのものの良さを引き出しているのも特徴的です。この本物ナポリピッツァが本当に絶品でした。

イタリアには地域ごとに郷土料理があり、その違いが面白いと聞いていました。それを体験することで地域ごとのガストロノミーってなんだろう?と考えてみたかった。それが今回の旅の理由でした。

ピッツァも場所によって違いました。電車で3時間ほどの場所に位置するローマでは、生地が固めで具材のバリエーションが豊か。なぜこんなにも近いのに全く違うピッツァなのだろうか?使う酵母や食材の素材が違うみたいです。たしかにマルゲリータに欠かせないモッツァレラチーズの産地はナポリ近郊にあります。さらにパスタ発祥の町があるほどの小麦産地も近郊にあります。そして本物の作り方を習得しているピッツァ職人がいる。それがここナポリのピッツァを世界一にしているのだろう。

その次あたりに人気の老舗店へ。揚げたピッツァと水牛モッツァレラのピッツァを頂きました。

なじみの無かった揚げピッツァ。中を開けるとたっぷりのリコッタリーズが顔を出しました。リコッタチーズとトマトと豚肉の入った種類を選びました。

水牛モッツァレラのピッツァ。ソルビッロとは少し違った食感で、お店が違えばピッツァも変わります。


この地域で定番のお菓子があると聞き、実はピッツェリアに行く前に一つつまんでいました。右下にある穴の開いたドーナツのような形をしていて、ピーナッツも入っていて塩気のあるお菓子。甘いお菓子ばかり見ていたため塩味のお菓子があることがうれしかったです(笑)ナポリで典型的な食に触れまくりな日々でした。

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