「学校でやったときにできた!」先取りこそ丁寧に[学びの宝探しの旅#11]
新学期のこの時期、先生と子どもとの間には打ち解けつつもまだ見えそうで見えない壁がある…それでお互い距離感をつかめずにもどかしい思いを…
(ソーシャルディスタンスの面で言えばいいんですけどね笑)
子どもたちにとっても、新しい先生・クラス、難しくなった勉強、と慣れていないことばかりで大変です!!
今回は、勉強の先取りについての実体験!
こちらの記事の続きとなります~
○じっくりやった前回の授業
中学校3年生になった彼は、もともと
”学校の勉強についていけなくて、学ぶ意欲がなくなっていた”子
普段は既習の内容を追っていく形で勉強していましたが、#8の週は初めて学校の授業の先取りで、中3数学の「展開・因数分解」を一緒に見ていました。
彼からしたら初めての内容
もともと1問1問理解できるまで、じっくり解くやり方が合っているので、この日も1問ずつ解くプロセスを聞き出しながら進めていっていました。
そして…
○学校の授業中に「できた」喜びはまた格別なもの
~授業開始直後の会話~
タマちゃん「この1週間、なんかいいことあった?」
(土日どこか遊びにいったり、おいしいご飯食べたりしてるかな…?)
男の子「あ、学校で”展開”習って、ここで先生に先にやってもらったし、結構できたんです!よかったなって」
タマちゃん「!?!?!??!?」
これまでも学校のことを話してくれたことはありましたが、予想していなかった返事が返ってきてびっくり!!
嬉しくてすごい変な反応していたと思います(覚えていない…笑)
これまで学校の授業が苦痛だった彼が、
学校の授業で「できた!」喜びを感じることができた
少しずつ勉強へのモチベーションがあがっている様子でしたが、またここからどんどん右肩上がりになっていくのではないでしょうか!
○先取り学習こそ”プロセス”と”できた感”を大切にしたから
様々な学習塾や通信教育で、学校の進度よりも早く各分野を勉強する機会はあふれています。
解き方や考え方の重要なポイントが絞られ、分かりやすく解説されている、そして定着するには十分な問題量が揃っていますよね。
教材を通して、多くの子どもが解き方のコツを知り、早く正確に答えを導き出す姿もたくさん見てきました。
ただ、学校や学習塾では、1対多で、なかなかじっくり・ゆっくりと教わる機会をつくり出すのは難しいです。
理解度は子どもそれぞれなのは言うまでもありません。
学校の授業にまずついていけるように
これまでは復習を中心に「後ろから見た景色を順に追っていく」やり方
そして先取りをして「走り始め、先の景色を見て余裕を作る」やり方
その子に合ったやり方を模索していく
マナviva!の「自分のペース」の学習支援の良さが出た瞬間だったと思います。
長くなりました。ここまで読んでいただきありがとうございます。
学校ではよく「予習・復習を大切に!」と子どもに言います。私も社会科の授業で、「○○について調べておいて」や「今日の内容で、穴埋め問題挑戦して次回確認ね」使います。
ですが、”具体的にどう学習してくればいいのか”明確に示している例をあまり見たことがありません。私の勉強不足ですね…
もしよろしければ、
・これまで試してみた「予習・復習」方法
・効果のあった「予習・復習」談
がありましたら、コメントして頂けると嬉しいです。
この記事は↓の活動の様子です。
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