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〜書類作成編〜完全未経験の元販売員がエンジニアに転職成功した話

皆さんこんにちは!
元販売員の"たまき"です。
前回の記事では、スクールの検討についてお話ししました。
今回は、転職活動時の書類作成で記載すべき項目についてです!
通過率10%とも言われる未経験エンジニアの書類審査。
私は大変ありがたいことに12社中10社通過、通過率約80%でした。
かなり思いを込めて情報の伝わる書類作成を心がけ
複数エージェントに「市場価値が高い(書類)」と言われた、
私なりの書類作成のポイントについてお話しします!

”通過する書類”の4つのポイント

①ポートフォリオの内容を記載
②未経験者は学習時間を細かく記載
③エンジニアへの熱意を文章でしっかり伝える!
④証明写真は写真館で!

4つ目については「ん?」と思う方もいるかもしれませんが、
それぞれについて詳しくお話しします!

①ポートフォリオの内容を記載

未経験からエンジニアを目指すなら、ポートフォリオの作成は必須。
でも面接官や採用担当者も忙しいです。
最初からポートフォリオやGitHub等を見てくれるとは限りません。
書類にテーマや開発環境・使用技術をわかりやすく記載することで、
面接官や担当者に短時間で自分のスキルをアピールすることができます!
中でも、”わかりやすく”がポイント。
ただ羅列するのではなく、表にするなど、
テーマや内容・開発環境・使用言語やツール など項目を分けて端的に伝わるようにすることが大切です。

②学習時間を細かく記載

未経験だと、エンジニアへの本気度が重視されます。
それを客観的に伝える指標として、学習時間が有効です。
独学・スクールでも同じです。
例えば独学の場合、
・ドットインストール Ruby  ○時間
・プロゲート SQL ○時間
など。
どんな言語をどのくらい学習したのかを表すことで、
実務で必要な技術を身につける努力をしていることや
それに対する本気度を伝えることができます!
私は書籍でも学習していてそれも記載しましたが、面談の際に
「書籍でも学ばれているのはすごいですね!珍しいです」と言われました。
自分にとっては何でもないことでも、意外と他の求職者と差別化できることがあるかもしれません。
まずはやってきたことを全て洗い出しましょう!
(不要なら、後ほど削れば良いのです)

③エンジニアへの熱意を文章でしっかり伝える!

これも②と同じように、本気度を伝えることに繋がります。
なぜなりたいのか、何をしたいのか、
中でも「なぜエンジニアじゃなきゃいけないのか」を見られます。
もしかしたら本音としては、将来伸びそうな業界が良いから…、手に職を…という理由かもしれません。
私もエンジニアを目指す入り口としてはそうでした。
でも、じゃあエンジニアになった暁には…と将来を考えると思います。
前職を辞めた理由も聞かれます。
便利な生活を作りたい、モノづくりにやりがいを感じる、人を笑顔にしたい、楽な生活を送りたい(自分が)、みたいな。
こじつけかもしれない。でもそんなきっかけでも良いと思います。
「こうしたい」というビジョンから、もう少し具体的なことが言えればOKです。
私はデジタル技術を用いることで、既存ビジネスはより発展すると思っています。
さらに言うなら、デジタル技術やデータの活用は、ビジネスの成長に不可欠だと考えています。
分析ツールを用いて売場運営や販促を行った経験からそう考えました。
そんなきっかけから、私には何ができるだろう、何を目指して行きたいだろうと突き詰めて、
現在CRM開発のエンジニアとして従事しています。
同じスキルを持つ2人から1人を選ぶとしたら、皆さんは何を基準に選びますか?
企業は、せっかく経費をかけて採用した人にすぐに辞められてしまっては困るのです。
ならば想いや熱意を持った人を選ぼうとしませんか。

逆に、熱意はあるのに上手く表現ができない方もいるかもしれません。
知らない人が読んでも、経緯が伝わるかどうかを意識してみてください。
具体的には、下記の流れがシンプルで伝わりやすいです。
①結論(エンジニアになりたい理由)
②きっかけ(その時の状況)
③考えたこと(エンジニアになって実現したいこと、やりたいこと)
④結論(だからエンジニアになりたい!!!)
きっかけと考えたことや結論が矛盾しないように。
結論に至るまでの情報に漏れがないように。
例えば、【お腹が空いた→ラーメン屋を開いた】だと、
「いやいや、まず何か食べなよ!その間に何があったの!?」
とすんなり納得はできませんよね。
これだとどうでしょうか。
【お腹が空いた→手軽なインスタントラーメンをよく作って食べた→美味しいアレンジを見つけた→美味しい食べ方を広めたい→ラーメン屋を開いた】
これなら、「そんなことがあったんだねぇ」とイメージできますよね。
イメージできると、納得に繋がるのです。
文章を書いた後、こんな視点で読み返してみてくださいね。

④証明写真は写真館で!

これはちょっと番外編。①〜③ができた上で、
さらに書類の価値を高める後押しポイントです。
私が書類の添削をしてもらった際に「市場価値が高い書類」と言われた理由の一つです。
「転職活動のような大事な場面では、プロに撮ってもらうのは当たり前じゃないか」と思う人もいるかもしれません。
逆に、「いやいや証明写真機で撮ればいいでしょ」の方もいますよね。
正直なところ、これが合否に直結することはありません。
でも、書類全体の印象が変わります。
写真館では、カメラマンが撮影時にアドバイスをくれます。
口角、目力、体勢の傾きなど。また、そこで印刷した写真は画質も良いです。
証明写真機で撮影したものより、
詳細な部分に気を遣えるという「丁寧さ」を感じさせるようです。
でももちろん、必須ではありません。
少しでも書類の印象を良くしたい時にはぜひ検討してみてください。

書類は皆さんの魅力を伝えるもの。
書き方によって自分の価値は高められます!
相手に伝わる書類になるよう、心がけてみてくださいね。

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