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ORβIT(オルビット) FirstMiniAlbum「Enchant」全曲レビュー

2021年4月21日、おるびのファーストミニアルバム「Enchant(エンチャント)」が発売された。
ファーストミニアルバムってデビューと違うんかい、と言いたいがなんせデビューはいきなりのフルアルバムだったので、ミニアルバムはファースト。というかシングルとも違うのか。扱いとしてはシングルみたいなもんだと思うけれど、世界(K-POP)的にシングルというと本当に1曲だけの先行配信音源というイメージなので、5曲はアルバムになるよな~でもフルではないからミニだよな~という形なのかな。

昔はシングルというとタイトル曲とカップリングで2曲、5~6曲はミニアルバム、10曲以上はフルアルバムというくくりだったと思うけれどCDが売れなくなってきてからシングルの曲数がどんどん増えておまけや特典がどんどんついて…音盤を積むという日本独特の文化はまだなくなりそうにないなぁ。プラごみ増やすだけなので、本音をいうと積む文化とっととなくなってほしい・もしくは紙ジャケにしてほしいんだけど。音盤ランキングなんてなくなってしまえよ(暴言)。

さて話を戻して、このEnchant、歌詞カードがかわいい。窓がついてて内面ページの花がチラ見えしてる仕様。アルバムタイトルのEnchantのフォントもあいまって仕掛け絵本を見ているみたい。

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今回もしゅながデザインを担当してるようで。
そりゃ、プロなわけではないから完璧かといえばそうじゃない部分もあるけれど、このアイデアとか、こだわりとか、本当にたくさん考えてくれたんだなぁと感激する。なにより自分たちのやりたいコンセプトをしっかり形として表現できていて、素晴らしいと思う。
いつもファンの声に耳を傾けてくれてフィードバックしてくれてありがとう。

とにもかくにも、全曲レビューします(やっと本編)。


1.極楽鳥花~Bird of Paradise~

ゴクラクチョウカ、別名ストレリチア。
めちゃくちゃよい。作曲はおなじみのMoon kimさんで、作詞がよんふん・じゅん・ゆんどん…ラップ部分はじゅんとゆんどんちゃんでメインはよんふんだと思うんだけど、天才すぎん?言葉選びが文学的なところがよんふんの頭の良さが出てるなぁ。よんふんは普段から言葉選びが独特ですごく惹かれるけれど、マジで頭がいいよね…声もいいし顔もいいしキャラも素敵だし肘から手首までの筋肉の付き方が最高だしエ(自粛)。
できてたメロディーに詞をのせてったんだろうか。サビの「Bird of Paradise」とか「No lie」とか聴いててめちゃくちゃ気持ちいい。
もしくはアレンジでそうなったのか。どちらにせよおるびくんたちみんな天才すぎるしこれ1曲目なの最高です。
「24/7 I got it」がかっこよすぎるし「地球」をきみと読ませるところニクい。

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ちなみにこちらが極楽鳥花。花言葉は「輝かしい未来」「万能」。


2.Blind

先行配信されたタイトル曲の1つ。作詞はキムヒさん。また天才がおった。
これ先行配信で歌詞見ながら聴いてて、おいおいこれ大丈夫か、R18じゃなくて大丈夫か、などと思ったものですが、どうなんでしょう。ヒチョさんのことだからおそらくそういうことだとわたしは思っています 笑。
メロディーが美しいながらも高低差が顕著で歌うのが難しそうなサビをまぁ上手に歌い上げますね。この歌のサビはやはりヒチョだろうそうだろう、という感じです。ともあきのパートの「罪の目隠しは肌刻む~」からのとこ、特にむずそうだけどとてもセクシーでした。
19日にMVが公開されたので紹介。

日韓に分かれているため、Blindは韓国組(Kライン)のみでの撮影。監督はSaccharinFilm( @saccharin_film )のKWON YONG SOO( @nyon_soo )氏。
YG系を多く撮っているだけあって、ゴージャス!ヒョンラインのセクシーさがここぞとばかりに堪能できる。妖艶なダンスの振りが何気にハード。

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ブラッドオレンジって皮も実も血がにじんだような赤さだよね…


3.Never gonna get away

ゆご作詞。なんなの、おるびくんたちなんでこんな作詞レベル高いの…。
合間合間のclap音がとても好きです。そしてなにより「Never gonna get away」のよんふんの声がめちゃくちゃいい。「Hala Hala」や「もうgive to you gime to you」もそうだけど口ずさみたくなるワードが多くて、ライヴが楽しみ。掛け声が楽しそう。
これはBlindから続いてるのかな…?もしかしてEnchant全編つながってる?違うか。う~む。
ともあきの高音が素晴らしいのは知っていたけどふいに来る低音がセクシーすぎてやばい。ヒチョはフェイクが好きなのかな。フェイクもシャウトも好きだけど出だしの落ち着いたトーンの声も好きだ。みんな多才で多彩だな。

この曲も植物が関係してると思うんだけどな~ヒペリカムかなぁ…


4.Dionaea

綴りを毎回確認するやつ 笑。ダイオニア。覚えるまで「でぃおにゃー」と読んでたあほはわたしです。
じゅんのリリックが天才なのは知っているので言うことはないけれど、いや~この歌がマジで好き。Aメロ・Bメロ・サビの構成が詞もメロディーも素晴らしくて何回聴いても飽きないし歌いたくなる。
「望むまで(まで) このままで(まで)」の部分は韓国語のマレ(教えて)とのダブルミーニングかなと思ったけど普通にまでまでなのかな。じゅんのことだからなにか意味がありそうだけど、じゅんのことだからなんにもなさそう 笑。
ゆごの高音が最高に美しい。ゆごの声は多彩なおるびのボーカルの中でも完全にフックポジなんだと思う。おるびを知らない人に聴かせると100%ゆごの声に引っかかってくれる。オーツーの頃よりまただいぶ進化していて、本当にこれからが楽しみだし、その天使の歌声をずっと生かしてほしい。

こちらもタイトル曲なので(タイトル曲が2曲ってどない)、MVが公開されました。

こちらは日本組(Jライン)のみで撮影。監督はL'ESPACE CREATEの酒井 伸太郎氏(shintaro-sakai)。Blindと違って野外の壮大な自然とシンプルなパフォーマンスシーンで構成されていてとにかく美しい。
デビュー曲「UNIVERSE」のとき、少し物足りなかったのがリップシンクの甘さだったんだけど、今回全員表現力も上がっててリップシンクもよかったな~。赤い服のともあきがかわいすぎてハゲそう。

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ダイオニア、別名ハエトリグサ。花言葉は「魔性の愛」。


5.Flor Lunar

読めん 笑。フロールルナー。上質なバラード。これこのまま韓ドラのOSTいける。ドラマ7話あたりの終わり10分前くらいに流れるやつ。
歌いだしのともあきの低音ボイスが良いのはもちろんなんだけど、タイトルの花の如く、歌詞もみんなの声も儚い。
ともあきがごり押ししたというだけあって、歌い上げたら気持ちよさそう。
フロールルナーって和名だと月見草かな、と思ってたら月下美人なんだね。確かに月見草は小さくて少女のイメージだけど、月下美人はもっと大人の妖艶で儚いイメージだからEnchantのコンセプトにピッタリだ。

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フロールルナー、別名月下美人。花言葉は「はかない恋」「あでやかな美人」。


Enchant 1曲目のイントロから魔法の時間に楽園に入ってしまった気分になって5曲目で夜が明けていくという気分。
ジャケットのクリーム色は夕方前なのか、陽が昇るときなのか、なんてね。

今回も安定の完成度でした。
次はライヴかな!ライヴやろ!


Enchant - 2021年4月21日発売

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ORβIT(おるびっと)

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ORβIT(オルビット、韓: 오르빗)は、日本の日韓合同ダンスボーカルグループ。日本人3人、韓国人3人、日韓ハーフ1人で構成されている。DREAM PASSPORT、Future Passport所属。レコードレーベルは自社レーベルPresent Label。愛称・略称は「オルビ」。/出典:Wikipedia

official HP : https://orbit-official.com/
Youtube : ORβIT Official
Twitter : @official7orbit
Instagram : @official_orbitgram



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