-後半-「11/6『弾き語るバンドマン』presented by THE NINTH APOLLO in 沖縄那覇」に行ってきた!
いざ沖縄へ!
上野羽有音(TETORA)とハルカミライが出演する「弾き語るバンドマン」が沖縄那覇の桜坂セントラルで行われた。
沖縄まで行く価値ありと思い、すぐさま那覇行きのチケットを購入。
以下、ライブの様子をお伝えするが、
レポをする予定もなかったので曖昧な記憶であること、ご容赦いただきたい。
ハルカミライのライブの様子については、前半編で綴っている。
羽有音ちゃん登場!
こちらも「はいさーい!」と元気に挨拶し、可愛い天使がステージに登場した。
観客も「はいさーい!」で元気に返す。これを聞いて嬉しそうな上野羽有音(TETORA、Vo/Gt)。
可愛いらしい顔から、ハスキーで心に響く歌い方をする彼女。
辛かったり嬉しかったりした時の感情が全部声に乗っており、聴いているこっちまで顔が歪んでしまう。
そんな彼女の歌が始まった。
羽有音ちゃん、歌い始める
「ハルカミライみたいにおもろいMC話できんけど、一生懸命歌って帰ります」そう言って、まずは「知らん顔」を披露。
「私の気持ち、こんなにいてもわかんないんでしょ」の「んでしょ」の歌い方が好き。TETORAファンならわかるはず。
沖縄で1日オフがあったようで、パイナップルパークに行った話をしていた。パイナップルパークで流れていたパイナップルの曲が、今も頭から離れないらしい。
あと、ゴーヤのマラカスを買ったよう。
ずいぶん気に入っている様子。
マンゴーのマスカラはやめたらしい。
じゃあ次これ歌お、と言い、歌ったのは「き」
好きの「き」。TETORAのライブの時よりは、すこしゆっくりですこし優しい曲に。
いつか嫌いになる日、ほんまに来るん?って思ってしまう歌い方。
TETORAとハルカミライ
歌い終わるとハルカミライとのエピソードに。
今回、羽有音ちゃんだけが弾き語りに参加予定だったが、ハルカミライが「もうちょっと沖縄残りなよ!」と言ってくれたらしく、ミユキ(TETORA、Dr)ちゃんの沖縄滞在費を負担してくれたよう。
残念ながら、いのり(TETORA、Ba/Cho)ちゃんは予定があり、ひと足先に帰ったらしい。
「かっこいい先輩」「ありがとうございました!」と改めて、バーカンから見守っていた橋本学(ハルカミライ、Vo)にお礼をいう羽有音ちゃん。そばにいるミユキちゃんもペコっとお辞儀。
観客の歓声に応える学。少し照れている様子。
そして「『今日くらいは』の続きの曲です」と紹介し、「今さらわかるな」を歌う。
新曲の「10月」とリクエスト曲
「今年ももうあと2ヶ月か、早いね」「年上の人としか今まで付き合ったことなくて、そのハロウィンの時の曲書きました」と曲の裏話を交え、新曲の「10月」をライブで初めて披露。
付き合ってるけどこっち側の想いの方が強い、みたいな曲だった気がする。このわがまま言ってもいいのかな、みたいな不安が混じった曲。
歌い終わると、沖縄のエピソードに。
どうやら人生で初めての飛行機は沖縄行きの便だったらしい。その時のことを思い出して書いた曲です、と言い「贅沢病」を歌う。
歌詞にも「初めての飛行機より楽しかった事ってなんだと思う?」とある。いつもより歌詞が身に沁みる。
そして私の大好きな「日常」を歌った後、「歌ってほしい曲あるー?」と観客にリクエストを求める。
観客が少しためらっていると「うちらの曲なんか知らんか、ごめんな」と笑いながら羽有音ちゃんが言う。
慌ててみんなが「知ってるよー!」「告白歌って!」「ワンダーランド!」「ピースシーズ!」と声をあげる。
挙がった「レイリー」の声に、裏にいた須藤(ハルカミライ、Ba)が「レイリーいいねぇ、俺もその曲好きだよ」と賛同。「レイリー」を急遽、歌ってくれることに。そして「ずるい人」へ。
羽有音ちゃんの想い
今回の弾き語りは、THE NINTH APOLLOの社長さんに「沖縄にもっといたい!」と羽有音ちゃんがわがままを言ったことで実現したらしい。
社長さんに感謝の言葉を漏らす羽有音ちゃん。
ナインスに入る前、何個かのレーベルに声をかけてもらっていたTETORA。口を揃えて大人達が「君たち売れるよ」と言ってくれたらしいが、その言葉が大っ嫌いだった、と羽有音は言う。
その中で唯一、ナインスの社長さんは「君ら下手くそだね」と声をかけてきたらしい。そこでナインスに入ることを決めたよう。
この話をした後、今周りにいる大人達、先輩、仲間への感謝を書いた曲「これからも」を歌う羽有音ちゃん。
最後に新曲の「11月」を披露。
音源化もまだ決まってないらしい。
おそらく片思いの曲。片思いって言ったら安っぽくなるけど、ちょっと距離感のある相手との話。
泣きそうになりながら歌う羽有音ちゃん。
記憶が曖昧だが、「その指の指輪はアクセサリーですか」みたいな歌詞があり、私は大共感。今は左手にもアクセサリーで指輪をつける人がいるし、右手の薬指にも恋人とのペアリングをつける人もいる。恋人がいるか聞きたくても聞けない、そのもどかしさがすごく伝わってきた曲だった。
まさかのアンコールでモンゴル800
アンコールを促す手拍子が鳴り止まない中、羽有音ちゃんが1人で登場した。かと思えば、「スペシャルゲストいまーす」といい、学が登場。
続々と他ハルカミライメンバー、なんとミユキちゃんも登場。
せっかくだしモンパチ歌おう!となり、みんなで「あなたに」を歌う。
ミユキちゃんの手には、ゴーヤのマラカス。最初は快調に歌っていたが、2番の途中でグダってしまい、思わず学がストップをかける。観客から笑いが溢れる。
大地もさすがに即興ではギターを弾けなかったよう。
けれど、沖縄の地で、学と羽有音ちゃんがモンパチを歌う。贅沢な時間が流れていた。
そして学がステージの横に座り、これから歌う羽有音ちゃんを見守る形に。
羽有音ちゃんが観客に「なんかリクエストある?」と問いかける。
「わざわざ」が選ばれた。
俺もこの曲好きだよ、と言う学。
学が、一生懸命歌う羽有音ちゃんを優しく見守る。
いい関係だなぁと実感させられる。
ライブを終えて
沖縄じゃなくて大阪でやってよ、せめて東京!とか思っていた自分を殴ってやりたい。
沖縄だからこそのあの雰囲気。もう2度と実現しなくてもおかしくない貴重なライブに参加できたことは、一生の誇り。
弾き語りを聴けたことで、ますますハルカミライとTETORAのロックを感じる激しいライブが恋しくなった。これからも両者の新たな一面を発見しながら、もっと深く曲を味わえる人間になりたいと強く感じたライブだった。
たまねぎ
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