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新国立競技場!

こんばんは。夫です。

仕事が忙しくて中々記事が書けない日々が続いていますが、夫婦ともに元気でやっています。

先日、仕事で東京へ行く機会があり、空いた時間に隈研吾氏設計の新国立競技場を見に行ってきました。

最寄りの千駄ヶ谷駅を降りると、改札上部には新国立競技場を思わせる木のルーバー。合わせたのでしょうか?

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改札を出るとすぐに、モダニズムな建築が目に飛び込んできました。

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名建築家、槇文彦氏が設計された「東京体育館」。宇宙船のようなデザインがかっこいいですね。

槇氏といえば、当初、新国立競技場のデザインに採用されていたザハの案に否定的な意見を述べていましたが、こんなにも近くに自らが設計した建築があったとは知りませんでした。

東京体育館の横を抜けると、新国立競技場が見えてきました。が、気持ちはまだ東京体育館の側面デザインの格好良さに惹きつけられています。

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新国立競技場到着。

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メインスタンド側。周りとの調和を図ったと隈氏が言われている通り、圧迫感は感じませんでした。散歩道にもなっていたし、この場所にあるスタジアムとしては、良いデザインに思いました。

ただ、サッカー観戦好きな私としては、埼玉スタジアムのように屋根がせり出した威圧感のあるスタジアムの方が好きですね。なんかこう、クッパ城に臨むマリオのように、気持ちが高ぶってきます。

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下から見上げた図。不規則な長さのルーバーも威圧感を軽減しているように感じました。

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南サイドスタンド側に来ました。中には入ることはできませんでした。残念。

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広場にあるモニュメントは隈氏が設計した長崎県美術館のものと同じですね。

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こちらが長崎県美術館のモニュメント。


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奥のシャッターが開いていたらと妄想。スタジアム内まで吸い込まれそうな流れを天井のルーバーが演出しています。中に入りたい。

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二階の窓から見えた部屋の天井には、おしゃれな曲線のライト。何の部屋なのか気になる。中に入りたい。

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バックスタンド側。旧国立競技場のメインスタンドにあった壁画が移設されていました 。現在のメインスタンドには何があるのでしょうか。中に入りたい。

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北サイドスタンド側。中に入りたい。


一周してみて思いましたが、最初に見たメインスタンド側が一番質素に感じました。コンコースもこんな感じで天井の配管剥き出しでしたし。

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おばあちゃんがベンチに座っておにぎりを食べていました。スタジアム周囲にはベンチも多く備え付けられており、散歩がてら訪れて一休みするといった使われ方をしていたのかもしれません。

街中にあるスタジアムは、常に住民に開かれ、試合のない日でも人々が集うことができる場であるべきだと個人的には思っています。このスタジアムもそういった使われ方がされていたらいいなと思いながら帰路につきました。

帰りに見た東京体育館。

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後ろから見ると完全に宇宙船。かっこいい。

新国立競技場も、東京体育館も、次は中に入れる日に来たいと思います。やはり建築は内部。


おまけ。

2014年5月に行われた、旧国立競技場での最後のJリーグの試合。甲府対浦和戦。現地観戦してました。

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メインスタンドの背後に新宿の摩天楼を望める光景に感動したのを覚えています。先ほど紹介した壁画も見て取れますね。新国立競技場ではどのような光景が拝めるのでしょうか。


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