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No.58|二宮尊徳のすごさがわかった

2023年3月5日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.58
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■積小為大(せきしょういだい)とは?

二宮尊徳という方をご存じでしょうか。
30代後半の我々の世代の上の方は知っている方が多いと思いますが、今の20代以下では知らない方も増えてきているでしょう。

私も彼が何をした方かは詳細に理解しているわけではなかったのですが、息子に寝る前の絵本を読んでいた際に、二宮尊徳の【積小為大】という言葉が出てきました

この言葉に感銘を受けましたので、ぜひ、全文をご共有させていただきます。

大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤むべし。小積りて大となればなり。凡小人の常、大なる事を欲して、小さなる事を怠り、出来難き事を憂ひて、 出来易き事を勤めず。夫故、 終に大なる事をなす事あたはず。夫、大は小の積んで大となる事を知らぬ故なり。千里の道も一歩づゝ歩みて至る。山を作るも一簣 の土よりなる事を明かに弁へて、励精小さなる事を勤めば、大なる事 必 なるべし、 小さなる事を 忽 にする者、大なる事は 必 出来ぬものなり。

出所:報徳記

現代文ではないため、読みづらいわけですが、簡単に言えば、「大きなことをしようとしてできないことに嘆くのではなく、小さいことを積み上げていきなさい。そうすると、大きなことも為し遂げられる」ということですね。

これが響いた理由は2つです。

1つ目の理由は、小さなことを大事にし、時間軸を長く見つつ、積み上げていこうと、ここ数か月意識しているから。

もう1つの理由が、直近、仕事をしている方で「圧倒的に仕事ができるな」と感じる方と自分を比べ、自分のできないところについつい目がいってしまっていたから。

仕事ができる方もおそらく小さいことの積み重ねで今の姿があるわけで、今の自分からすれば本当にすごいな、と思うし、追いつきたいなと思うわけですが、そのためにできることってほんの小さなことを積み重ねていくしかないわけですよね。

しかし、どうも他者が成果を出しているのを見ると、小さな積み重ねの結果、つまり努力の結果だということを忘れてしまいます。

だからこそ、それをあえて見える化し、確認していくことが大事だと思います。

何らかの分野で成功したり、記録を残したような方などに聞いた方がよい質問として、「成果を出すために、どのようなことをどの程度の期間、毎日どれだけの時間を費やしてきたのか」を聞いてみるとよい、という話を耳にしたことがあります。

これも、成果だけを見て「この人はすごいな」ではなくて、「その方は何をどこまで積み重ねてきたか、その姿勢・努力を見て自身の糧にする」ということだと理解できるようになりました。

良い習慣を身に着け、日々、昨日の自分からの微差を積み上げていきます。
昨日の自分に今日は勝つ!

今後は、【積小為大】を座右の銘とします。

明日も、「わからないからやってみる」「せずにはいられない」「それは現状維持バイアスではないか?」を自問自答し、変化変容を目指します!

●本日のまとめ

  • 他者を見て羨んだり、単に感銘を受けるだけではなく、普段から行っている小さな積み重ねに思いを馳せること。

  • 日々の良い習慣を身に着け、小さいことを積み重ねていくと、自ずと大きなことを実現することができる。

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