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No.480|サウナと時間どろぼう

2024年4月28日 No.480 
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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時間を忘れるという言葉があります。
これは、夢中になっていて、いつの間にか時間が驚くほど経過してしまっているときに使う言葉です。


今日は、妻と息子が朝から出かけていたので、午後から銭湯に行きました。
お目当てはもちろんサウナです。

普段はサウナ室でテレビがあってもあまり見ないのですが、今日は阪神戦が生中継されており、どうしても見てしまいます。


しかし、まあ今日はいいかと思いながら、3セットほど繰り返した際に気づいたんです。

まったく時計を見ていなかったことに。
サウナでここまで時計を気にしなったことがなかったですね。
逆に言うと、頭をここまでまったく動かさなかったこともないくらい。
(阪神戦に夢中のため)


ですが、家への帰り道、すごく気持ちが晴れやかなのと気分が良かったんですよね。
マインドフルネスした感じがかなり強い。

これで気づいたんですが、ふだん時計を見すぎているのではないか、と。
正確に数えたことはありませんが、おそらく私は数百回以上は時計を見ています。

そう考えると、時間を管理するために時計を見ているというよりも、時計によって時間を管理されているような気がしてきました。


ミヒャエル・エンデのモモという小説がありますが、モモでは時間管理という名のもと、心を失う人間模様が描かれています。

ふとこれと同じ現象になっている気がしました。


一日に何度も時計を見て時間を確認しています。
よくよく考えると、時計(時間)中毒に陥っているのではないか、と。

仕事では致し方ない部分もありますが、プライベートでゆっくりする時くらいは時間を忘れてしまうことも大事かもしれません。
時間を忘れるということは時計を見ていない状態だと言えます。
逆に言うと、時計を見なければ時間を思い出さないとも言えます。

今度、時計を見ない一日を過ごしてみようと思います。


皆さんはどのくらい時計を見ていますでしょうか。

時計を見ることによって、心が豊かになっていないのであれば、時計を頻繁に見ることは逆効果かもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「手を動かし続ける」でいきます!

●本日のまとめ

・自分の時間を管理するために時計を見ているつもりだったが、時計によって時間を管理されているかもしれない。
・特に時計を見ることが当たり前で、一日に何百回と時計を見ているが、それによって豊かになっていないのであればその習慣を続けるかは立ち止まって考えてみても良いかもしれない。
・効率的に使った結果、心が豊かにならなければ本末転倒になっているといえる。

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