No.496|好きなものがなぜ好きかを確認しておいた方が良い
2024年5月14日 No.496
当ブログは、ビジネスパーソンに向け、日々働く中で得た気づきについて発信します。
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昨日、うちの会社を卒業される、えらいさんの送別会が大阪でありました。
私もお世話になったので、参加してきました。
月末に東京でまた別メンバーが集まって大規模な送別会が開催されるそうで、その幹事から私は事前に宿題をもらっていました。
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そのえらいさんはよくクライアントやパートナー企業とも飲みに行かれている方で「あー、彼とは先日飲みに行ったよ」といったことをよくおっしゃっていたんです。
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ですので、東京の送別会の幹事がプレゼントを選ぶうえで、「どんな酒を家で飲むか」について確認してほしいということでした。
ウイスキーを渡そうと思うが、ウイスキーを飲むのか。
もしくは、グラスの方が良いのか・・・。
何を選べばいいのかヒントにしたいとのことでした。
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そこで、送別会が始まってから場が和んだ頃位に
「そういえば、ご自宅ではお酒は何を飲まれますか?」
「家では飲みません。家族が飲まないので目線が痛いし飲まないですね」
「えー!まったくですか?」
「うん、まったく。」
とのこと。
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「酒が好き」というよりも、「人と飲むのが好き」な方だったんですね。
これを事前に聴いてなかったら、結構な事故になっていましたね。
酒の種類をどれにしようかな?と思っていたら、そもそも大前提として酒は別に好きじゃないということですから。
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これって引いてみると、ビジネスでもプライベートでも起こりうることですよね。
よく飲みに行っている⇒酒が好き
というロジックですが、
よく飲みに行っている⇒人と飲むのが好き
ということ。
ほかの例でいうと、
モーターショーに行くおじさん⇒無類の車が好き
とは限らず、
モーターショーに行くおじさん⇒無類のコンパニオン好き
ということもあり得るわけです。
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なにかが好きそうなときは、「何が好きか?」「どういったところが好きか?」を聞いておくことが大事ですね。
簡単にロジックをつなげますが、相手に理由を聞いてみたり、本当に好きなものを聞いてみないとわからないものです。
仮説は大事ですが、思い込みは大きなミスを引き起こしますね。
何でも自分の経験だけで推測して断定してしまうと間違ってしまうリスクがあることが学べた良いエピソードでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「大量思考・大量行動」でいきます!
●本日のまとめ
・相手が好きなものについて、その理由やどこが好きなのかを確認しておく方が良い。
・勝手に好きな理由を補完してしまうと、とんでもない勘違いを引き起こしてしまうこともある。
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