No.447|まちづくりがうまくいく観光地
2024年3月26日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.447
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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今回は、「地方創生は、地元のまちづくりのリーダーの矜持と熱意が大事」という話です。
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先日、出張でとある中国地方の地方都市に行きました。
江戸時代に建てられた建造物が有名で、観光地としてはかなり強力なコンテンツをお持ちです。
用事が済んだあとに、その観光地に立ち寄ってきました。
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事前にその観光地付近での観光消費が少ない、ということをお悩みだと聞いていました。
ですので、観光地としてのポテンシャルは低いものだと思っていたのですが、上述したようにポテンシャルはかなり高い。
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正直、活かしようはいくらでもあるくらいなんですよね。
しかし、致命的なのが観光地の真横にある土産物屋や飲食店、宿泊施設。
古くて、空き家になっていたり、看板が統一感もなく、猛烈にダサいんです。
景観なんてあったものではないんです。
しかも、観光地価格ですので、何から何まで高い。
観光消費が少ない理由として、「買いたいものや寄りたい店がない」という観光客の声が挙がっていたのですが、確かにその通りだと、うなづきました。
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地方創生でうまくいっているところで、個人的にいいなって思うのが、伊勢、近江八幡あたり。
それぞれ「赤福」と「たねや」が地元を盛り上げようとされていて、おそらく経営者の方もリーダーとしての自覚があることが想像できます。
当事者意識をお持ちになられ、常に変化を意識されているんじゃないかと思います。
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倉敷の美観地区、有馬温泉、城崎温泉、嵐山、鎌倉のように行政と地元がうまくいっている(ようには少なくとも見える)ところも活況です。
まち全体が景観を意識されており、素晴らしい観光地だなと感じます。
前者も後者もいずれにせよ、「自分たちでどうにかする」「観光資源はまちの資産である」と認識していることが重要ではないかと思います。
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翻って、上述であげた地方都市は、昔から観光地の横に立地している土産物屋や飲食店、宿泊施設が既得権益として儲け続けており、何か新しいことをするにもそれらの方が抵抗勢力として動かれることが容易に想像できました。
例えば、キッチンカーによるイベント、歴史的建造物の宿泊施設化、富裕層向けの移動手段の確保、など。
地元のまちづくりのリーダーが本気でいいまちをつくるんだという意識を持たない限り、なかなか難しい。
「自治体がどうにかしてくれないからだ」、とか、「景気が悪いから仕方がない」とか、時代の変化に適応しようとしていない(商売の本質がわかっていない)ところは、たいていだめですので。
自治体の仕事をしていて、つくづく、人が大事だと思うようになりましたね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「優柔不断は誤った意思決定よりなお悪い」「手を動かし続ける」でいきます!
●本日のまとめ
・まちづくりは、地元のまちづくりのリーダー次第で大きく変わる。
・既得権益を打破し、変化に柔軟に対応し続ける姿勢が重要である。
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