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No.246|お前はもう、●●●いる?

2023年9月8日 たまちゃんの「いつか何ものかになる道」 No.246
当ブログは、30代後半の元ポンコツのサラリーマンが何ものかに変化変容を果たす過程をリアルに発信します。
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■開始前に勝負はついているという状態

今日、クライアントミーティングをしていた時に、「準備は大事」だということを改めて思いました。

前職の創業者であった船井幸雄が言っていた言葉に、「前始末と後始末」という言葉があります。

「後始末」という言葉はイメージがつくと思います。
「前準備」という言葉はありますが、「前始末」はなかなかイメージできないと思います。

単に準備ということではなく、始末ということですので、「始まる前に決着をつけておく」という感覚かなと理解しています。

例えば、コンサル界隈でたまに言われることですが、「打合せ前に議事要旨はほぼ完成させることができる」という話。

普通、はぁ?って思うじゃないですか?
議事要旨って基本的にクライアントとのミーティングが開始してからとるものですから。
始まる前にほぼ完成させることなんてできるわけないって。

しかし、確かに今日はうまくいきました。
私がファシリだったのですがまあ、想定以上でした。
その理由は事前準備。

私はまだまだですので、読み切れないことも多分にありますし、荒れることもあるのはありますが、確かにうまくはまったときは持っていきたい方向にかなり事前の想定に近い形で持っていくことできます。

■自己肯定感が根底に存在

ミーティングに際して、議題と論点を丁寧に設定した上で、加えて先方の登場人物とその人となりを詳細に理解し、こちらが持っていきたい方向に上手く進めようとすると、確かに事前に想定した通りに進むこともあるんですよね。

つまり、主導権を握り、どのようにその会議を持っていきたいのか、を事前に描いたうえで、準備をする。
そうなると、会議が始まる前に勝負ありという状態を作ることができる(=その想定で議事要旨は作成できる)ということだと理解しています。

この場合、参加者がどのような方か、どういった意見が出てくるか、についても重要ではありますが、自分が持っていきたい方向性というものがなければ上手くは行きません。

前職でも、「お前はどう思うか?」「どうもっていきたいか?」という質問をよく受けました。
今、一緒に仕事をしている上司にも、ちょくちょく言われました。

しかし、「そんなの言われてもわからない。最終的に先方次第やろ」という思いがありましたね。
「責任を取ることができない。だから、間違ってはならない」ということだったからです。

でも、そんな心境に変化が出てきました。

間違わないはずはないんですよね。
そこを受け入れるところから始まります。

では、なぜ受け入れられなかったのか。
根本的には、自信のなさが出ていたんだろうと思います。

自信のなさをカバーするには、経験・実績が必要ですが、空の自信を持てる人とそうではない人がいます。
では、その差は何かというと、自己肯定感が根底にあるように思います。

自己肯定感が低い状態でコンサルになっていたからこそ、なかなかつらい状態にありました。

しかし、ここ1年ほどで自分を認めることが少しずつできてきたからこそ、他者の意見も尊重することができ、私の意見はこうだということができるようになりましたね。

絶対的に正しい回答なんてありませんから、どこまで自分を信じることができるか、場合によっては開き直ることができるか。

よくもまあ、こんな状態でコンサルで生きてきたなぁと思う反面、大器晩成として少しずつですが成長し続けているようです。

尊敬するKさん曰く、課題が見つかれば半分解決したも同然。
まだまだ伸びしろしかない。

社会人としての成長期にいよいよ入ったなと感じますね。
いやー、楽しみですね!


最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も「即断・即決・即実行」「平均ではなく異常をやり続ける」「わからないからすべてやる」「完璧主義より完了主義」「批評家ではなく実践家であれ!」

●本日のまとめ

・前始末を行うには、一番大事なのは事前の準備であるが、それと同時に高いレベルの前始末を実現するには、自分がどのように持っていきたいか、その意思が肝心である。
・その意思を強く打ち出すには、自己肯定感の強さが重要であり、自己肯定感を高めていくことで成長につながっていく。

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