仕事する時は面倒くさがりのアホになろう
最近、仕事で同じチームのメンバーがダメ出しを受けることが多い。
それは直接わたしに向けられたものではないのだけれど、ただでさえ自分以外の人に向けられたことばに勝手にグサグサきてしまう質だ。
同じチームのこととなると、余計に他人事ではいられない。
ダメ出しの内容は、進め方の効率が悪いとか、優先事項が分かっていないとかそういうこと。正直それって自分もできてないかも…と耳が痛い。
そういうわけで勝手に間接的にダメージを食らって疲れている今日このごろ。でも、どうせなら仕事のことを学ぶ機会にしてしまおうと思う。
「面倒くさい」が工夫を生む
仕事の進め方の効率が悪いという指摘は、なかなかグサッとくるものだった。というのも、わたしは面倒くさい作業をバカ正直にやりがちだから。
チームメンバーに頼まれた作業をしていた時、先輩が何気に放った「なんかこれ効率悪いよねぇ。もっといい方法あると思うんだけど…」という一言には、はっとさせられた。
そういうもんだと思考停止していた自分に気がついた。
それから、ちょっとでも「めんどくせぇ」と思ったら、もっと簡単な方法がないか探すようにしてみた。
すると、いろんな便利機能がじゃんじゃん見つかってびっくり。「Excelにこんな関数あったんか…!」とか「Wordにこんな機能あったんか…!」とか。
バカ正直にちまちま作業をしていたら、きっと気がつかなかった。そして、見つけた機能はこれからも使える。これはお得でしかない。
結局、面倒くさがりな人ほど簡単になる工夫を生み出して、サクサクと仕事を進められるようになるのだと思う。
アホだから全部書き出す
段取りが悪いという話になった時、めちゃめちゃ仕事ができる先輩が、「とにかく全部書き出して整理したらいいんやけどな」と言っていた。
これに関しては、一応わたしもそういう癖はついている方だと思う。
ただそれは、業務の効率化のためというより、「わたしはアホだし全部忘れる」と思っているから。
頼まれた時は忘れるわけがないと思っていても、人間なにか作業をしていると、ついさっき聞いたこともころっと忘れてしまうもの。
少なくともわたしはその自信がある。だから、どんなにしょーもないことでもメモしている。
そうすると忘れにくいし、結果的に書き出されたものを見てどれから潰していくかも考えやすくなる。あと、終わったら消していく達成感も。
きっと、自分はアホだと思った方がそのアホを補う対策ができて、それがプラスになるのだろう。
思えば、仕事ができる先輩ほど自分のことを「ほんまにすぐ忘れる」「ゴミみたいな記憶力」と言っている気もする。
アホの自覚、大事。
まとめ
というわけで、あれこれダメ出しを聞いて思ったのは、
仕事をするときは面倒くさがりのアホになろう
ということ。
どちらも良いイメージはないけれど、「面倒くさい」や「アホ」を克服しようとすることが、いい感じに仕事を進める工夫につながるのだと思う。
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