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漫画「永遠まであと、すこし」が小説になりました。(前編)

1 お札を握りしめていざDM!

冒頭1p目

2月の東京コミティアに、直前で行けなくなってもういい大人なのにわんわん泣いた数か月後。お札握りしめてフォロワーさんにコミティアで出す予定だったコピー本の内容を小説にしてもらいました。すごくない???頭の中ハッピーネコチャンだよ。(錯乱)

きっかけはフォロワーさんのXのポストでした。
「あなたの一次創作を二次創作します」って言ったら有償依頼したいと思いますか?
…って依頼したいに決まってるじゃん…!けど恥ずかしいんだ…///
と思ってたんだけどだいすきフォロワーさんだし…書き物のお仕事のご経験も沢山あるようだし…何よりR18いけるとのことだし…。
そんなこんなでお札握りしめて玉砕覚悟で、まずは該当ポストをいいねすることから始めました。(チキン!

2 脳内にあった設定を書き起こす(やっとけ)

それであっという間に依頼しました。(急展開)
今回突然の依頼を引き受けてくださったのは湖霧どどめさん。
noteもあって、こちらです。自己紹介のページをリンクしておきました。

Webライターさんなのでとても文章がお上手。manmamのコラム時々読んでるんですがアダルトグッズの紹介なのに楽しく読めちゃうの良いですね!
絶対大丈夫という謎の自信を以てしてお願いしました。
で、快く引き受けてくださったのです。神は本当にいたんです…(うんうん)

それで、では設定含め依頼書を作ってお渡し、となりました。
ところで漫画を描く時に設定ってみなさんどうしてますか?私はスマホのメモ帳の中に、あるいは手帳に手書き、殴り書きでごちゃごちゃと書いてるんですけど何分ごちゃごちゃなのでこれを人様に見せるのか…仕事で使うノートですら汚いのに…と思いつつ急いで作りました。
もういい歳なのもあって自キャラ設定シートみたいなのを作るのが恥ずかしいのですが作ってみると案外良いもので(そうか、このキャラってもっと掘り下げればこうかも?)みたいなのが新たに発見出来て良かったし今までで送ってもらった感想(有難い…)の根拠のようなものがあった気がしました。作者なのになぜ気が付かなかったんでしょう…。暫く漫画を描いていなかったのですがこういう過程を経て良い振り返りになりました。

今回書いていただく小説は自創作「永遠まであと、すこし」のスピンオフでここ1年くらいずっと描いてる所謂「おとな組」のちょっと昔の話です。
この二人は「(恋人として)付き合ってない」、「友達以上恋人未満」の関係で端から見ると喧嘩っプルなんだけど付き合ってないという自分史上最強の性癖をカップリングなんですね。
そこに至るまでにどんなことがあったか?みたいなのを描いておきたいなと思って作った漫画でしたがコミティア出れないって決まってすっかり心折れちゃって描けなくなりました。

元の漫画のあらすじ
登場人物。今回のお話しは左上の穂積初以外が出てます。

右2人の約10年前の話。律が18歳で友朗が23歳かな。十和は回想の中のみ。元の話は神様憑依系バトルコメディなのですが…。キャラの日常に焦点を当てる話を描いてたらすっかりそっちばかりになってました…。

これ以外の資料を作らないといけなくて大慌てで作りました。
とりあえず時系列表は自分でも作るんですがごちゃごちゃなのでExcelで書き直し各キャラが若い時の話なのでその当時の服装とか住んでる場所とかを改めて調べて…などなど。それに伴って具体的な設定を改めて書き起こしました。それがこちら。


こういうの書いたことなかったんです。


この資料がすっごい伏線

ここに出しても良い資料の一部なんですがこれらの他には服装資料とおせっせ中の攻め受けシチュエーションビンゴっていうのをやって出したんですね。BLのなんですけどまぁひとまずこれでと思って。
これらはちょっと出せないのですが上に載せた資料と併せて渡し…すべてをゆだねてきました…。その結果、この資料の全部をありったけ活かしてもらった小説が届いて朝5時、お弁当作りながら心拍数激上がりです。
これ以外にも資料はあるんですけど、この資料をよーーーーーーく覚えておいて欲しいんです!ほんとびっくりするほどふんだんに資料を使ってもらいました!!!
というか作ってもらって気が付いたのですがやはりこういう資料って作品作るうえできちんと作っておかないとダメなんですね。なんとなく脳内でキャラが動き出せる状態なのでそれに甘んじてました。

テキストから漫画のプロットをかきおこす、その前に

で、このnoteの冒頭の画像が作ってもらった小説の1p目なんです。
私自身は活字を読むことが好きではあるのですが書くのは大の苦手で。
それでも漫画を描く時のネームの前段階で演劇の台本みたいなのを作るんですけどこれを多分途中までどどめさんに資料として渡してるんですね。
兎に角私、文章書くのがド下手なのですが…出来上がったのがこれなんですよ…。もう倒れそう。1p目、まだ服も脱いでないのに(??)鼻血出して倒れそうなんですよ…。だった私の脳内で考えてた情景そのまんまなんだもん…。感動。ほんと感動。想像の遥か彼方を行く…。神様っていたんだ…神様ありがとう…。
それでまぁ朝からにやにやしながら読んでました。多分も10回くらい読んでてなんだか理不尽なことがあってもハッピーです。ハッピーライフハッピーホームですよ。(錯乱)
文章を読むと、情景が浮かぶのですがやはり設定や物語の流れをきちんと、下手なりに文にすることでどんな漫画にしようかというのが脳内で理解できるんですね。整理されるというか。今まで勢いでやっていたことを反省しつつ、堪能してました。

ということでここから先の話は後日。
後編は読んだ後の話。感想含む。自創作の感想を自分で書くのか…不思議な体験。


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