Delphiって知ってる?
知られざるDelphi
Delphiというプログラミング言語があります。ネットで見てもほんとに人気がない。時代はWebのjavaScript系だったり、C#やRustなんかも有名だし、あ、忘れちゃいけない大人気のPythonだったりします。
Delphiが使えない言語と思われているから、Pascalなんちゅう古臭い体系だからなのかな。でも、Windows系デスクトッププログラムでは生産性も高いし、今やWindowsだけではなく、Macやios,androidまで同一ソースで開発できるという離れ業まで持っているのに、人気がない。
主流派じゃない悲しみ
Microsoftじゃないから、Oracleじゃないから。主流派じゃないからのような気がする。
パソコンが得意でないが家で必要だから買いたいという友人にMACはどう?とお気に入りをおすすめすると、「みんなはWindowsだから」何かあっても聞きやすいし、Windowsがいいと言われた。その友人は、今も得意でないままだ。
奥様がパソコンを使いたいと言っているという友人にMACをおすすめすると、奥様は大喜びで誰にも頼らず操作を会得した。
「だって、MACかっこいいじゃん。」 敬服。
僕たちは、みんながいいと言っているというバイアスに縛られすぎてはないか。自分が良ければ、それが本当に良いのでは?
「みんなが良いものが自分に良いとは限らないし、自分に良いものがみんなにいいとも限らない。」
有名なのに使っている人を見ないってどういうこと?
Delphiでの開発
Delphiでプログラムを作っていると、そんなマイナーな言語じゃなくてメジャーな言語じゃないと保守できないと言われることがある。
確かにおっしゃる通り。じゃあ、そのメジャーな言語を使える人がいるのかと問うと、今はいないという。でも、プログラムはすぐに必要だと言う。
保守できないのならば、同じではないか。後からメジャーな言語を使える人を雇うとでもいうのだろうか。それなら、今雇うべきだよね。
保守できないから作らないというのも本末転倒。
本当に必要なのは、プログラムに隠されたビジネスプロセス。
どのように作ったかじゃなくて何を作ったかなのだ。
GUIで可視性のあるプログラムは、何をやっているのかを操作者に表現する。保守すべきはこちらで、コードの再利用ではないのでは?
Delphiのススメ
いいものは、みんなそれぞれ違うと言っておいておすすめするのも、恐縮だけどやっぱり僕はDelphiをおすすめします。
初めて使った言語はVisualBasicでした。勉強して使い始めてしばらくすると、これは素人ながら使いにくいと感じて使うのをやめました。
VBAを使った時も同じことを感じていて、どうもMicrosoftの思想についていけない感じがしてます。
そんな時に、見つけたのがDelphiの前身であるTurbo Pascalでした。元が教育用の言語出身ということもあり、綺麗なコードが書ける。
夢中でコードを書いたのを覚えています。
Delphiをおすすめするとき僕はこう表現します。
『親切だけど厳格な女教師』
エレガントなコードを書けとDelphiは、耳元でささやきます。手に馴染んだ言語でプログラムを開発するのは、とても楽しいことです。
最後に
乱文乱筆、すみません。文章を書くのも素人なのですが、日頃思っていることを書き殴ってしまいました。
個人の意見ですので反論もたくさんあると思います。
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