『知ってるワイフ』でよみがえる私の黒歴史

ママ友に「第一話の夫婦喧嘩がリアル過ぎてワロタ」みたいな感じでおすすめ(？)されたので、見ることにした『知ってるワイフ』というドラマ。

第二話からの視聴なので、解釈が違うところがあるかもしれませんが、私の心に突き刺さるものがあったので、気持ちの整理のために文章にしようと思います。

私の心に刺さったのは、

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夫である大倉くんが

『辛い事があってもニコニコ明るく笑う事のできる元妻』と

『荒れに荒れ果てて怒鳴り散らしてくる元妻』

どっちが本当の元妻なんだ…？

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みたいに考えるシーン。あれは、本当に身に覚えがありすぎて、ぐはっっ(心理的ダメージ)となりました。

しかも、何回も何回も怒鳴るシーンを繰り返す。つら。

たぶん、過去の私はあんな感じでした。思い返すと自分の事なのにしんどい。黒歴史…と定義していいのか不明だけど、私の中の一番黒い感情。

妊娠＆出産前は自分の事を「人に怒った事があまり無い、のんびりしたトロいタイプ」だと認識していました。

でも、出産は不思議で、本当に夫に怒鳴り散らす事が何回もあった。怒りたくなんてなかった。でも何回怒鳴っても怒鳴っても、おさえられない、真っ黒な感情がとても怖かった。

自分が自分で無くなるような。

「本当の私ってどんな感じだっけ？」

それは、私自身が一番知りたい事でした。

子育て暗黒時代真っ最中、迷走し過ぎて自分の母に

「私って、昔はどんな子だった…？」

と聞いた事があるのですが、

「いつもニコニコ笑っている子だった」

と言われたんです。

ああ、そうだったかも…と思ったものの、私はどうしてもその回答が腑に落ちなくて。「じゃあ今の自分は何なんだ？？」と。

もし大倉くんに

「どっちが本当の元妻なんだ？」

と聞かれたら、(聞かれないけど)

「どっちも本当の元妻だよ！！！」

と答えたい。

私はあの時、真っ黒な自分を認めてくれる人が欲しかったんだな、と今更ながら気付きました。

私は「妻」側の立場なので、どうしても広瀬アリスちゃんを応援してしまう。

「夫」さんには、夫なりの言い分があるだろうから、そこのところをドラマ内で分かりやすく説明してくれると、勉強になりそうだなぁ。

って、なに目線だ私は。

色々刺さりまくった第二話、面白かったです。広瀬アリスちゃん、笑顔が可愛すぎてますます好きになりました！！