色々うるさい 密閉容器放浪記
主に食品や調理材料などの保存容器、
条件に合うものを長年試行錯誤して探している
・密閉できるもの
・でも開け閉めが簡単なもの
・スタッキング(積み重ね)できるもの
・サイズの種類があること
・長く使えるもの(後で買い足したり部品の交換ができるもの)
・もちろんデザインが気に入ること
この容器は、メーカーを忘れてしまったけれど、片手で開け閉めができて
デザインもシンプルでよかった。
「よかった」と過去形なのは、蓋と本体のつなぎ目の部分や、
蓋を留める細かなパーツの耐久性が弱かったことが致命的。
しかも、蓋だけの販売はしていないそう。
ほんの小さな部分の欠陥で98%問題ない部分が使えなくなるのは、
本当に残念である。プラスチックを無駄にしたくないのに。
暫定的にハサミ立てにしているが、いかにも廃物利用なのが悲しい。
この ↓
■スナップウエア
は、上記の条件(スタッキング以外)をクリアして
お米のような重いものでも軽くて持ちやすくて重宝していた。
やはり過去形なのは、
フレッシュロック
と名称が変わってリニューアルし、蓋が透明になり、
黄緑色のパッキンが目立つのが気に入らん。
(以前はパッキンは濃いグリーンだったが、開けないと見えなかった)
と悪口を書こうとしてサイトを確認したら、
白いパッキンも発売された様子。(いつの間にか赤のパッキンも出ている)
■フレッシュロック
https://takeyajp.com/product/stockware/
そういうことならまた購入するかもしれぬ。
多分私と同様のコメントが多く寄せられたのだろう。
どうしてよりによって黄緑なんかをアクセントカラーにしちゃったのだろう。
もちろん黄緑がイケナイという権限は私にはないが、
色の選択ができないくせに、ちょっとアレな決定だと思う。
「キッチンで使うことが多いから”野菜のイメージ”で~」
なんて安直に決めたのだろうな。
話は逸れるが、ブルーシートのブルーも然りで、
「爽やかな空の色、海の色~」
と言うのがあの鮮やかなブルーになった理由の1つだそう。
人工的な安価な素材で人工的な色でしかも大きい面積なのに、
爽やかも何もあるまい。
実際に見て、そう思うのか?
ホント、色の公害である。
(商品企画の色についてもいつか言及したいが、今回はここまで)
話は戻る。今のところ、条件を満たしているのは
■WECK
https://www.weck.jp
でも、私にとって大きな障害が!
このセットのガラスの蓋が、いらないのよ。
ゴムのパッキンとクリップで密閉する意図らしいけれど、
普段頻繁に開け閉めして使用したい人には
別売りの蓋がいいの。
コースターや花瓶敷にしても、あり余るガラスの蓋。
性格上捨てることはできないし、人にあげるのにも限度がある。
リサイクルガラスを使っている、というコンセプトなのに、
とても残念。
このガラスの蓋を増やしたくないがために、
WECKの容器を諦めなければならんのか。
と思ってWECKに問い合わせましたよ、私は。
すると、公式サイトの注文の最後に、
ガラスの蓋を拒否する項目があるとのこと。
価格は変わらないけれど、精神の平穏を買うと思うと気にならない。
別売りの蓋は、木製やシリコン製など種類も豊富。
ガラスの蓋も別売りにしてくれればいいのに。
簡単に入手できるのはこの白の蓋。
他社のプラスチックの蓋は、割れてくるのが多いけれど、
この蓋は丈夫。
以下、紹介する蓋の中で一番開閉が楽。
でも真っ白なのがちょっと気に入らない。
最近登場したシリコンの蓋。
ちょっと開け閉めがしにくい。
オリーブグレイとというこの色もそう気に入っているわけではない。
XSのみ色の種類があるけれど、他のサイズも色違いが出ることを望む。
一番好みなのは、この木製の蓋。
でも、すぐに蓋が浮いてきて、密閉させるのにひと手間かかる。
基本、私はモノゴト無頓着な人間である。
でも気になるものは気になる。
そして、文句だけ言い続けるのも性に合わない。
「行動に移さないならウダウダ言うな」
が矜持である。
きっと他にもそういう人がいて、声を上げた結果
仕組みも変わっていくのだ。
いや、声を上げないと仕組みは変わらぬのだ。
密閉容器が主題のはずが、こんなオチになってしまった。
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