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「タスキメシ」「タスキメシ箱根」/額賀澪

ご覧いただきありがとうございます。

前回の読書記録に引き続き
箱根駅伝関係の本を2冊読みました。

陸上長距離名門高校3年生の主人公が
高校駅伝目前に怪我で前線離脱。
一学年下で同じく陸上部の弟
チームメイトが復帰を願う中
リハビリ中に出会った料理を通して
いろいろなことを考え模索して
将来目指す目標を見つけ
陸上部引退を決意する…
までが「タスキメシ」。

続編「タスキメシ箱根」では
大学進学後にやっぱり陸上を諦めきれず
競技を続けるものの
何一つ結果が出せずに終わる主人公。
陸上から離れた場所に就職するも
やはりここは消えない陸上愛。
今度は箱根を目指す選手たちを
サポートする側として
新たな一歩を走り始める…。

これは圧倒的に
続編の「タスキメシ箱根」の方が
面白かったです。
箱根駅伝の描写が多かったからかな。

気になったのは
微妙に主人公のキャラがウザい(笑)。
主人公に苦手意識を持つ登場人物もいて
分かるわ〜そういうとこよね〜
なんて思いながら読んでいました(笑)。

あと料理を教えてくれる女子生徒の
言葉遣いが雑なこと。
キャラ設定的にやむを得ないのですが。

「タスキメシ」の方は
第62回青少年読書感想文全国コンクール
高等学校部門課題図書にもなった通り
成功、笑顔、挫折、涙、夢、友情、兄弟愛…
てんこ盛りの青春ストーリー。
舞台がやや田舎なのもいい味出してます。

文庫本の解説はなんと
柏原竜二さんが書いているらしいですね。
そこだけ今度立ち読みしよう(おい)。

それとさらに続編「タスキメシ五輪」が
あるらしい。
それも今度読んでみようと思います。

「タスキメシ」額賀澪/小学館(2015)
「タスキメシ箱根」額賀澪/小学館(2019)

「タスキメシ箱根」で描かれていた
2区のゴール展開の描写が
今年の大会のと被りまして
これから2区の動画をゆっくり観ながら
くつろぎタイムにしようと思います。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。


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