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2022/08/24 小杉高校グラフィックレコーディング基礎講座(1日目)

富山県射水市の小杉高校にて、グラフィックレコーディング基礎講座を2日間開催しました。対象は小杉高校の1年生4クラス全員で、約150名の参加となりました。1クラスから4クラスまで、1限、2限、3限、4限と連続で講座を行いました。今回は、「産業社会と人間」の授業の一環として、導入です。

事前に学校側とも、お話し、プログラムを作成しました。グラフィックレコーディングを学ぶ目的として、8月25日に行われる射水市市政出前講座の振り返りやまとめ、共有などに活用していけるように講座を設計しました。

以下のような構成で行いました。
①グラフィックレコーディングの描き方など基礎を学ぶ講座1日目(24日)
②出前講座をグラレコシートにまとめてみる宿題(25日)
③聞きながら描く、コミュニケーションへの活用を実践する講座2日目(26日)

講座1日目は、グラフィックレコーディングの基礎や描き方を学びながら、文字をグラレコしてみる、自分の朝のワンシーンをグラレコしてみるなど、まずアウトプットとして絵を描くことに挑戦してもらいました。1日目は1講座40分の授業ですので、生徒たちもスムーズに作業ができるよう資料と書き込みシートを用意しました。

絵を描くのが苦手な生徒もいるので、ペンの持ち方や線の引き方から伝えます。また作品をつくるのが目的ではないことや、上手い絵を描くのが目的ではなく、絵も用いてアウトプットすること、記録してそれを振り返りや共有、コミュニケーションに使うことが大事なことをしっかり伝えました。

講座の大半は、手を動かしながら実際に描いていくので、生徒たちも、手を動かすことで描き方を学んでいきました。この時間の中で絵でアウトプットする力がどんどん上達していくのが、目に見えて分かりました。こういう絵の使い方もできるんだと、イキイキとペンを動かしている生徒もいました。絵を描くことのハードルを、まず下げることができて良かったです。宿題、2日目に繋がる「ちょっと面白いかも!」と思ってもらえたかなと思います。

1日で4クラスでの連続での講座開催は初めてでした。スムーズに開催できるよう、動いて下さった先生方、ありがとうございました。


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