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ミラノの話
ミラノのスーパーの方が、ロンドンよりも魚介類が豊富で質の良い寿司も売っていた。しかも若干安い。移住したい衝動に駆られるわたし。
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1時間半も飛行機が遅れて、2時間と少ししかミラノサローネにいられなかったが、poetic curiosity さんにお会いできたのが1番嬉しかった。
結成の経緯など色々と聞かせていただいて、大切な出版書までいただいた。憧れの先輩にこうして身近に出会えるのは、外国にいるメリットの一つ!
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京都在住のデザイナーさんが、現地の10名の職人さんとコラボして茶道の技術をコーヒーに応用していた。「珈道」の発明である。近代化で乱暴に横に押しやられた一流の技術をリバイバルするのは、とてもやり甲斐がありそうだと思った。
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中国出身のデザイナーさんで面白かったのが「Art, home, space」という会社がやっている宇宙で起こる現象を参照した家具、というコンセプト。ふわふわのブラックホール的な椅子が可愛くて、座り心地も良きだった。展示にスケッチをでかでかと取り入れていたのが新しい。
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普段、学校で滅多に会えない日本人だが、サローネでは幾人か見かけた。記憶に残ったデザインの一つが「dove table」で、これも日本人デザイナーさんによるもの。ミラノはハトが結構多いなと思っていたが、関係あるかな?
自分の回ったコーナーは若手デザイナーの作品/商品がたくさんあった。たまたまではあるが、女性デザイナーさんが中心で立ち上げたというブランドは見かけなかった。若干寂しい。
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急いで会場に向かったので、リュックをホテルに置かずずっと背負っていた。非常に重かった。疲れた。服は少なめに持ったつもりだったのだが。
イタリア語が分からないが、みんな賑やかに話す印象。
The world of da Vinciにも寄って、20分くらいで駆け巡った。昔のスケッチを実際に木で組み立ててあるのと、3Dモデルや映像を使って情景を液晶画面に映す形を混ぜた展示。インタラクティブ要素も散りばめられて、子供たちは木の組み立てコーナーに親と一緒に夢中になり、液晶タッチパネルで私と友人も3Dモデルの組み立てでダヴィンチの発想を再現した。
RPGゲームのような凝ったものもあり、でもUXが分かりづらく途中で何度もつまづいたからギブアップした。時間もなかったし。無駄にレバーがついた展示は、単にスケッチを動画にした映像を3D化した映像と切り替えられるものだった。ボタンでよかった。
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UXが分かりづらくて1番困ったのは、サローネの会場のトイレの鍵。閉めたつもりが空いていて、出る直前に他の人が開けたので仰天。間一髪であった。あれは一体、何が正解だったのか。いまだに謎である。
変な形にして試すのは自由だが、分かりやすさも大事だ。
次回はもっとゆっくり回ろうと思う。
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