僕が覚悟を決めたのは庭の花が咲く頃

庭の花といえば、金木犀がとても強く香っています。
キッチンがいちばんにおう。
金木犀と日本酒の香りと太鼓の音を同時に体が思い出す。
夜風の冷たさも。
一日に何度も。
昨年は体調のせいか鼻について嫌気がさしていた香りだけど、今年は平気そうで助かった。


今日は病院でいつも通り診察とカウンセリング。
家庭でいろいろあったのでまたたくさん話を聞いてもらった。
私の家族はとにかく大変で、日々いろんな問題が起こる。
すぐに解決できずともそれを聞いてもらえることはありがたい。
話せるようになるまで少し時間はかかったけど。

EMDRは、意外と大きな進展があった。
なかなか苦痛度が減らなかった今のテーマ…とある幼少期の失敗(としていたこと)体験、それからずっと私の人格の一部になっていたもの。
つらい思い出だった。
ずっと自分が悪いと思っていた。
でも悪くなかった。
できない人間だと思い込まされていた。
わからないことは悪いことではなかった。
EMDRのセッションに長い長い時間をかけて、何度も泣いて質問して話をして形のわからないゴールを目指して、過去の私は学校に通えるようになった。
よかった。本当によかった。
何か大きなものを越えた自覚を持てたし、カウンセラーの先生も、大きく進展しましたよと言ってくれた。
もしかしたら今日でこのテーマは終了なのかな。
とにかくほっとした。
ゴールはこんな形だったのかと感慨深かった。
終わったあと、息が吐けなくて過呼吸になりそうで、それだけ動揺していたことにきがついた。

先生に感謝を。
そして自分も。
自分の為の治療とは言えよく頑張った!しんどかった!笑

きっとまだ続く。

おふとんの中があったまったら、寝るね。

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