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タレントの「SNSの大切さ」

タレントマネージメントをしていて、タレントを売る仕組みに関しての解説です。
タレントを売る時には、どの手順で売っていけば良いと思いますか?

いきなり、メディア媒体にプロフィール資料を持って営業をしに行く。と思った方は、確実にメディアから嫌われていると思います。

メディアの人からしたら、何の知名度も実力も無いタレントを起用するというのは、博打をしている事と同じです。わざわざ、メディア側も、そこまでして新人を起用する事にメリットはありません。
※起用せざるを得ない政治力がある場合は別です。

SNSから始める「仕掛け作り」

それでは、タレントを売る場合、先ず何から手をつけるかというと、それが「SNS」です。
では、SNSを使って、どういう仕掛けをしていくかと言うと、SNSを使って「特技」やそのタレントの代名詞となる「武器」を作っていきます。そして、その特技などを定着させてフォロワーを集めて、それをネタにしてメディアに売り込みに行きます。

何の取り柄も無いタレントをやみくもに売り込みに行くのでは無く、武器を作って、その武器と合致するメディアへ売り込みに行くのです。
例えば、ペットが好きであれば、ペット関係の媒体や、家電が好きであれば、家電を紹介している媒体などです。メディア側からすると、そのタレントを起用することで新たな集客を見込めるため、そのタレントを起用する理由が生まれます。

こうやって、タレントの営業をするときは、ネタ(武器)を作ってから売り込みにいきます。武器もないタレントを売り込むのは、売れないものを営業しているのと同じです。誰も喜びません。というか、売り込まれている側のことを考えたら迷惑にもなります。
役者を目指しているタレントがいたら、その稽古の過程をネタにします。その積み重ねによって、SNSがプロフィールの一部になっていきます。

SNSを使う事は、タレントになる第一歩であり、その夢に向かう一歩になります。



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