挑戦する者と妨げる者

マネージャー業をやっていると、リスクを取りにいかないと結果を出せない事が分かります。

いつも通りのルーティンをタレントとやっていって結果が出れば良いですが、それはタレントのパワーに依存しているだけで、マネージャーの力量には関係ありません。

リスクとは何かというと、そのタレントを売るために、新しい事に挑戦したり、誰もやっていない事に挑む事です。その結果がどうなるかは、不明瞭で分からないので、会社的には不都合と思われます。同様に周りからも理解がされる事は少ないので、批判しかされません。

殆どのマネージャーは、批判を恐れてルーティンをやります。ルーティン作業をしておけば会社からは何も言われないですし、結果が出なくても特に言われる事はありません。
そもそもタレントマネージメントは、殆どのタレントが売れない前提で行われているので、結果が出なくても大きな問題では無いのです。

では、リスクを取って挑戦をするとは、どういう事かと言うと、それは結果で証明するしか無いという事です。もし失敗をした時は、批判している人達から、更に批判をされます。だからこそ、結果に執着して、結果を出しに行かないといけません。

マネージャーをやるのであれば、この覚悟が無いといけないと思っています。
マネージャーはタレントの人生を預かルール仕事です。タレントの人生を預かっている以上は、結果を出しにいかないといけないと思います。それを、周りの目や批判に負けて辞めてしまうのであれば、マネージャーを辞めた方が良いと思います。

マネージャーとしての覚悟を持って、突き進むのであれば、タレントは必ず付いて来てくれます。その判断が、自分や会社の為なのか、タレントの為なのかを理解して決断をしないといけません。