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塩谷瞬の現在とは?アフリカでも活躍している?その理由と活動内容を調査!

俳優の塩谷瞬さんは、ネパールの親善大使を務めるほか、アフリカでも井戸掘りの活動を行っています。コロナ禍で制限されている部分はあるものの、クラウドファンディングを通じて井戸堀りを手伝う姿勢が見られます。

なぜアフリカで井戸掘りを行うのか、塩谷瞬さんの生い立ちなど様々な要因が絡んでいることがその要因のようです。

井戸掘りに挑戦する塩谷瞬


塩谷瞬

アフリカでは井戸掘りに挑んでいた塩谷瞬さん。過去にアフリカの学校で授業を行うというロケに参加した際、弁護士やパイロットなど立派な夢を語って感動した一方、水も電気もないために、水を組む為に時間も歩き、そして教科書も何もない中で学ぶという環境にがくぜんとしたことがきっかけ。

それでも現実を絶望することなく、前を向き続ける姿勢に塩谷瞬さんは自分と重ね合わせるようです。塩谷瞬さんも幼い時から母親がいなくて、辛い思いをしながら暮らしていた時期があります。逆境を跳ね除けるために未成年だった時からバーで働き、生計を立てるなど、波乱万丈の人生を過ごしてきた塩谷瞬さん。

夢が立派なことは何ら問題はないものの、その夢を実現させるために何かできることはないだろうか。そして塩谷瞬さんは、村の子供と話をする中で、実際に村から大きな夢を実現させた人がいることを聞かされます。

塩谷瞬さんが夢を実現させた要因として、やりたいことがはっきりとしており、支えてくれた人たちがいたことが大きかったとインタビューで明らかにしています。数々のアルバイトをこなす中でその都度支えられてきたという塩谷瞬さん。その出会いが俳優としての自分を支えてくれるきっけかになっているとのこと。

自分がその支える役回りになればいいのではないかと、それならば井戸を掘ることにどんどん力を入れていこうと考えた塩谷瞬さん。アフリカは衛生的にまだまだ発展途上で、エボラ出血熱などかなりの危険な状況もあった場所。その要因はきれいな水がないから。井戸を掘れば多くの人の命も救えるはず。そんな思いも塩谷瞬さんの中にあったことでしょう。

プロジェクトでは決して金だけを集めてただただ井戸を作るだけではなく、最終的にそのメンテナンスを地元の人が行えるようにすること、そして、そもそも井戸が欲しいかどうかを尋ねてから、みんなで井戸の作り方を覚えていくことを目的としています。

この手のプロジェクトはまるで押し売りをするようにやりがちですが、押し売りでは現地の人も乗り気にならず、恒常的に使うような雰囲気にはなりません。過去には井戸などをたくさん作ったものの、結局使われることなく朽ち果てたケースがたくさんありました。それを繰り返さないことも塩谷瞬さんの狙いにあります。

塩谷瞬はアフリカに日本復活のヒントがあると考えている


塩谷瞬

アフリカでボランティア活動をする塩谷瞬さんですが、日本からアフリカにただただ施しを与えるだけではなく、アフリカから日本のことで学ぶことはたくさんあるのではないかと考えています。

現状日本では多くの人が食べて行ける一方、精神的病などはなかなか減らず、心を病んで最終的に命を絶ってしまう人も少なくありません。アフリカだと食べていくのもしんどい人が多いにもかかわらず、アフリカの人たちは皆さんが元気、そして心を病む人はほとんどいない状況。

特に子供たちがこの状況でもイキイキしており、そこに日本復活のヒントがあるのではないかと塩谷瞬さんは考えています。アフリカに限らず、ネパールなど様々な途上国に足を運んでいる塩谷瞬さんは、途上国ならではのマインドが何かしらのヒントになるのではないかとも考え、学ぶ姿勢を持ち続けます。

塩谷瞬のボランティアの原点


塩谷瞬

塩谷瞬さんがボランティアをこなすきっかけになったのが、幼少期の出来事がきっかけ。先ほども紹介した周りの人に支えられてきたという話ではなく、父親に買ってもらった自転車を使ったパフォーマンスなどを様々な施設で披露した際に、利用者たちが喜んでおり、それがボランティアを志すきっかけになったと塩谷瞬さんは語っています。

一生懸命頑張れば夢はつかめるという考えは、ハリケンジャーのハリケンレッド役、パッチギなど様々な場所でそれを実行してきたことも要因です。元々今までの逆境を昇華させていくには役者の仕事がぴったりではないかという考えも挑戦のきっかけに。

ただ塩谷瞬さんからすると、ボランティア活動も俳優に関する仕事も実際は同じ視野から考えたものであり、公私を切り分けて考えたということではないようです。旅行が趣味でたまたま海外を巡った際、世界は広く、厳しい生活を余儀なくされながらもそれでもたくましく生き抜くところに感じるところがあった塩谷瞬さん。

人生は逆境の連続、だけど諦めずに前を向き続ける塩谷瞬さんの活動はいずれ多くの人が認めるものになるはずです。


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