見出し画像

【飲食店の差別化ってどうやってすんだよの話】

#競合に勝つ
ズバリ、飲食店が数ある競合に勝つためにはどうすればいいか?
それは差別化すること。
経営の究極の戦略は差別化だと聞いたことがある。
では、差別化するにはどうすればいいか?

#得意を活かす
差別化すると一言で言ってももちろん、違えばいいわけではない。
その分野において、他のお店よりレベルが高くならないといけない。
ではレベルを高めるためにはどうすればいいか?
それが分業制だ。
キングコングの西野さんが絵本であれだけ成功したのは、絵本を徹底的な分業制で作ったから。背景が得意な人には背景を描いてもらい、人が得意な人には人を描いてもらった。
その結果、一人で書いていたなら絶対に出せないクオリティの高い絵本が出来上がった。
それが西野さんの絵本を売るための戦略だった。

#飲食の世界のふつう
では、飲食の世界はどうか?
飲食の世界で働いた人なら誰でも分かるだろう。
この世界に入ると、まるでボードゲームの人生ゲームのような二つの選択肢(ルート)を与えられる。それは「料理人」になるか「サービスマン」になるか?というもの。
ここで料理人を選択した人は、調理補助からはじめ、料理長を目指していく。一方、サービスマンのルートを選んだ人はホールの業務を覚えながら、数字の話やマネジメントなどの技術をつけ、店長を目指していく。
だが、これ以降はほとんど同じだ。料理人ルートの人は仕込み、営業での料理、営業でのサービス、キッチン内の片付け、食材の発注、という業務を行う。
サービスマンルートの人は、掃除やテーブルセッティング、営業でのサービス、ホールの片付け、ドリンク発注、どこかのタイミングでシフト作りや広告などの業務を行う。
ここに、得意を活かすという発想はない。

#得意を活かす分業制にするためには
その答えは「自分の理解」と「仲間の理解」だと思う。
自分は何が得意なのか、何が好きなのか考えたことがない。
仲間は本当は何が好きで、どんな仕事をしたいのかを聞いたことがない。

#お互いを理解していないから許せない
お互いを理解し、好きな分野を理解していれば任せることができる。
自分は苦手だけど、相手がそれをやってくれたら「ありがとう」が飛び交う。

#ちなみに人材教育も才能のある分野に投資した方がいい
だって取り組む姿勢が全く違うし、吸収力が段違いだ。
興味ないことはいくら教えられても頭に入ってこない。
投資対効果として、誰に何を勉強させてあげることが最も効果が高くなるのかは少し考えれば分かる。

#まとめ
自分が好きで得意な仕事をさせてもらえる。会社は、能力を磨くための投資までしてくれる。そうすると好きな仕事で成果を出せる。成果が出ればありがとうと感謝され、仲間から褒められて自信がつく。自信がつくことによってお客様のことをもっと考えられるようになり、結果お客様からの満足度も高くなる。
更に会社単位だと、その部分が尖っていくので、自ずと自社にしかない彩りがある文化になり、他店舗(他社)と差別化ができる。自社もまだまだ途中ですが、得意を活かし圧倒的な差別化をしていこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?