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ゲームは常に変化する 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』の操作について語る

どうも! 流-ながる-です。

昨年2022年の9月に『ゼルダの伝説』シリーズの新作の発売日が決まった時のことを思い出し、5月12日をまだかまだかと待ち、また新しい情報がこないかなとわくわくする日々を送っております。
あと数ヶ月となるともう秒読み!って感覚になりますね。

そんなわけで、『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』についての思い出を掘り返して記録しておきたいなと思いました。
新作は『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』の続編に位置付けられています。しかしながら、トレーラーを視聴して「空に浮かぶ島が? 空が舞台?」となり「スカイウォードソード」を思い出しました。関係しているのかどうかはわかりませんけど、せっかく思い出すキッカケがあったということで! 振り返ろうと思います。ちょっと興味あるぞという方の参考になればなという気持ちで。

「スカイウォードソード」は2種類ある

『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』は2011年に発売されたWii版、2021年に発売のHD版(Switch)があります。WiiのソフトはWiiUでも遊べるので3つのハードで遊べますね。この作品は操作性が独特なので、ハードが変わるとコントローラーが変わり違いが出てきます。
自分はあまりゲームの画質にこだわらない人です。というより違いがあまりわからないほうだとは思っています。でもこれってあまり自覚ない部分だと思っていて、自然と綺麗なグラフィックに慣れてしまっている可能性もあるので正直わからないです。
「スカイウォードソード」の場合は鮮明なグラフィックというよりは、温かみのあるふんわりしたアニメを見ているような雰囲気なので、そこはそこまで考えなくてもいいかなって感じですね。

操作というとコントローラーの違いが大きいです。

  • Wii(WiiU)版
    Wiiリモコン+Wiiモーションプラスとヌンチャク

  • Switch版
    Joy-Con2本持ち、Proコントローラーでも可能、Switch Liteも可

初期のWii版で購入した時は、従来のWiiリモコンに装着するWiiモーションプラスが必須だったことを懐かしく思い出しました(後から発売されたWiiリモコンプラスになるとWiiモーションプラスの機能が入る)。Wiiリモコンは振るっていう単純な操作しか知らなかったので、ジャイロ操作で楽しむというのが新感覚でした。

ゲームって進化しているなって感じる瞬間、みなさんもあるかと思いますが、自分の場合はゼルダで感じるなと思います。

今から遊ぶのでしたらJoy-Con操作できるSwitch版が良いかなと思います。Wii版をやった時、コントローラーを振りすぎて手がだるくなってしまったので、明らかに軽量なJoy-Conのほうがやりやすいかなと。スティックは多分ヌンチャクのほうが丈夫なんでしょうけど、大きいですし。人によって感じ方違うかもしれません。

操作性が独特で新体験の作品

正直どう言い表したらいいのやらわかりません。ごめんなさい。
というのはWii版をやっていた自分はJoy-Conに切り替わったHD版をやった際、操作をWii版で覚えてしまっていたので、評価しがたいのです。体感アクションだからか体で覚えていたって感じですね。

ゼルダといえば、剣やら他の武器やら道具やらを駆使していく謎解き+アクションという認識です。「スカイウォードソード」はアクションの比重が増えたという印象を持っています。剣や道具を扱う時にJoy-Conのジャイロセンサーをつかった操作をするので、それが面白かったりそれが大変だったりするのです。剣を自分が振った方向に振ることができる、自分とプレイヤーキャラのリンクくんがより一体化するという体験です。

うまく! タイミングよく! 正しい方向に! 振る!

こんな感じ。どんな感じだよって感じですよね!

人によってつまづきポイントが違うというか、それをなんとか失敗を繰り返しながら体で掴んでいくというのが面白さかなと。最初はプレイヤーキャラのリンクくんがシュールで滑稽な動きをしています(というかさせてしまう)が、上手くなると軽快でクール、アクロバティックな動きができるようになります。個人的にはバク転で敵の攻撃を避けるっていう時の爽快感が好きです。

はっきり言うと、いわゆるザコ敵に苦戦します、なんならゲームオーバーします。「嘘!?」ってやられかたもします。
でもザコ敵って慣れたゲームだと弱くてつまんないじゃないですか。それがこっちの操作の仕方が変わるだけで「相手の弱点はどこだ!ここか!」とか試して、どう倒そうかと考えながら、「こうか!こうなのか!」って剣を振り、ぎゃあぎゃあしながらなんとか倒していく。そうしているうちに自分が上手くなって華麗に倒せるようになるまでが面白いなと思いました。
相手の攻撃や防御の仕方見て戦うってのが、バトル漫画のキャラクターになったかのようだなとも。あと、敵が単純に賢くなったなと当時思いました。こっちの動き見て対応してくるって戦っている感じするじゃないのって。

ただ、プレイされる方によっては剣の操作だけではなく、あらゆる武器や道具などの操作もジャイロセンサーを使ってやろうというものが多く、それがちょっと面倒だってなるかもしれません。センサーを多用するので癖のように座標をリセットするという操作をするようになっていました。

この感じは元々のWii版が発売された時、Wiiモーションプラス導入期だったからがひとつの答えでした。ニンテンドーDSのゲームが流行っていた頃、やたらにタッチペンを使わせるアクションが多いゲームがいくつかあったことを思い出します。
このWiiモーションプラスでどんな遊びが出来るかをいろいろと体験してもらうという狙いがあったと。
これは任天堂自身が公開している対話型のインタビューの「社長が訊く ゼルダの伝説 スカイウォードソード」を読んでそういった意図だったなと思い出せました。

これがあったから今のJoy-Conが誕生した、そんなふうに考えています。ちょっと邪魔くさいなってところを削ぎ落とし、ここはジャイロセンサー使ったら快適だという仕分けがされたのが次の「ブレスオブザワイルド」な気がします。

常に新しい体験を考えてくださることに感謝。

おまけ:Proコントローラーでできるのか問題

もとよりWiiリモコン+ヌンチャクでプレイしていた経験があった自分は、HD版発表時にSwitch Liteでもできるようにしましたというお知らせに「マジか、いや〜無理じゃない?」と思っていました。そうして買ってプレイした時もJoy-Con2本持ちで遊びました。
「でもでも、気になる!」とクリア後に別データをつくりProコンでやってみました。ちょっとばかし時間がなかったので、クリアはしていませんが、Proコン操作での剣の操作の感想としては、これも楽しいなって思いました。コントローラー変えると気分が変わるってのはありますが、なんか別のゲームというか、それだけ「スカイウォードソード」は操作を楽しむゲームだったんだなという気づきがありました。

右スティックで剣操作ってめちゃくちゃ新鮮で、最初は方向を気にして移動操作と同じようにグイって倒すようにしていたのですが、途中からスティックを弾くって感覚でやるとわりといけました。Joy-Conでクリアした人の操作なので初プレイでProコンの場合どんな感じかは未知数です。しかしまあ、元々はWiiリモコンとヌンチャク操作なのを置き換えているので、ちょっと不都合も出てくるかなって感じでした。逆に剣を突く、あるいは盾で敵の攻撃を弾くって操作はスティック押し込みなので確実性はあります。状況によってJoy-Conと使い分けもありって感じです。

《プレイヤーキャラを思いのままに動かす、その試行錯誤を楽しむ》そんな体験をもう一度実感できるという点で「スカイウォードソード」好きだなあと思ったお話でした。

ここまで読んで下さりありがとうございました。
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』楽しみです。新たなゲームとの出会いに感謝。

操作以外の要素について考えた記事が出来ましたので紹介します。




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