見出し画像

オンライン対戦もしない、育成もしない、図鑑も完成させないのにポケモンを楽しんでいる

どうも、流-ながる-です。

ピカチュウ、カイリュー、ヤドラン、ピジョン……
この謎フレーズに魅せられて自分はポケモンの世界へと足をつっこみました。まさかここまでこのシリーズが続いて、作品が出続けているとはと、当たり前みたいな感覚でいますが、よくよく考えてみれば凄いことです。

そして毎回、発売のたびに買ってはプレイしている自分もすごいなと思い、そもそもなぜなんだろ、とふと思いました。ざっと振り返ると、ポケモンシリーズだけで、リメイクも合わせて18本! 嘘でしょ!?

これだけやっていて「ポケモンって何が楽しいの?」ときかれて答えられるか、となると「うーん…どこだろ?」となり、これはしっかり考えるべきだ、これだけお世話になっているのだから面白いところひとつぐらい答えられるようにしよう、とぐっと拳を握ったのです。

客観的に見た魅力は、コミュニケーションツールとして優秀な点

ポケットモンスターシリーズでピックアップできる特長をまずは考えてみました。それはゲームを遊ぶのに現実でのコミュニケーションを要する部分だと思います。第1作目にあたる赤・緑で考えてみたら以下。

  • バージョン違いがあり、出現するポケモンが一部違う点

  • 通信ケーブルを使い、交換や対戦ができる

  • 捕まえたポケモンにニックネーム(名前)をつけられる

自分はゲームボーイポケットで遊んでいました。そうしてなぜか当たり前のように通信ケーブルが家にあったんですよね。親に感謝するしかない!

通信ケーブルはオンライン環境が整った今となっては必要のないものになっていますね。しかし当時はポケモンを最大限に遊ぶには必須となる大事なツールでした。これがなければ、醍醐味の人との交換や対戦ができません。

赤と緑というバージョン違いをつくることで、自分ではゲットできないポケモンを友達や家族と交換して楽しみましょう、自分のポケモンには名前をつけて友達にあげることもできますよ、という楽しみができた。ただ、カードリッジにある自分のデータと向き合うのとはちょっと違う体験

欲しいポケモンをゲットするために違うバージョンを持っている子に交渉して交換してもらう、これはしっかり現実でコミュニケーションをとらないと出来ないんですよね。だからこそポケモンを軸に仲良くなることもできるというのが良いなとつくづく思います。
しかも交換となると自分も相手が欲しいと思うポケモンを用意しますね、案外こういうのって大人になっても大事なことだなと。そして親切なことにどのポケモンでもいいよ、と言ってくれる人の多さ。

今となってはオンラインで世界中の人と交換や対戦ができる。1作目から積み重ねてきた成果が繋がっているというのが実感させられます。

対戦もしない、育成もしない、交換もしない、イベントも参加しない

最新作までプレイしているんですが、悲しいことにどれもしない人になっています。「ブラック」をした時に努力値なるものの振り方を教えてもらって1匹だけ育成をしたことがあるんですが、続きませんでした。段々と"そういう"育成もやりやすく、いくらでも情報を得られる環境になっているのにも関わらずやりません

世界中の人と対戦できるし、オンラインを活かしたゲーム内でのイベントもたくさん実施されているのも知っているんですけど、それもしません。ゲーム内でも育成をしっかりすることでクリアできる歯ごたえのある遊びも用意されているんですけど、それもやらない

なぜそれでもポケモンをやり続けるのか、その答えは"充分にそこまでで楽しめている"からというのが答えでした。
対戦をメインにされている方々にとってはゲームクリアまでが準備運動それからが本番ってイメージを持っているのですが、自分は準備運動までで満足してしまうようです。
たくさんイベントも用意されているんですけど、充分に楽しい。なぜ楽しいのか、という自分なりのひとつの答えがありました。

個性をもった主人公を生み出せる

RPGの主人公についてそこまで詳しくないですが、最近はどんなゲームでもキャラメイクを楽しむ要素が増えたなと感じます。ポケモンでじわじわとそれを感じ始めたのは「XY」ですね。髪型を変えられる、服装を変えられる、新鮮でした。そうなると新作が出るたびに、どんな主人公を作ろうかという点を気にするようになります。しかしながら、「そうじゃないな」と近頃思いました。

もともとポケモンってキャラメイク出来ていたんじゃないか?

ポケモンの大事な要素って"好きなポケモンをゲットしてレベルあげて連れていける"ところなんだなと再確認しました。

赤緑時代は主人公デザインはみんな一緒でした。だけども連れて行ける最初のポケモンは3匹から選ぶことができる。フシギダネを連れた少年、ヒトカゲを連れた少年、ゼニガメを連れた少年、それぞれ違うイメージがつきます。

どのポケモンを選ぶかでその主人公をメイキングできる、それからあと5匹連れて(それより少なくてもOKの人もいる)パーティができるんですよね。

その6匹が主人公の個性そのものになる。それが自分が面白いと思うポイントなんだってことです。つまりそれがずっとポケモンの中に在り続ける限り、自分はポケモンを楽しめる。

ゲーム側からどうぞと用意されたポケモンもいますね。イーブイとかラプラスとか、カビゴンとか。それをあえて連れて行かないという楽しみ方もしている。そのポケモンも魅力あるけど、連れて行くかどうかは自分で決める

特に最近の作品の場合、冒険を進めるのに必要な、ひでんわざを覚えるポケモンにパーティを左右されないのも良い要素だなと思いました。ポケモンと一緒に冒険しているという感覚を味わうにはひでんわざも良い要素なのですが、連れて歩くポケモンの自由度は上がったように思います。

あと、ポケモンのキャラってポケモンとセットなんですよね。タケシとイワーク、カスミとスターミー、アカネとミルタンク、センリとケッキング、切り札(エース)のポケモンがトレーナーの個性を表現している

自分で捕まえて育てたポケモンたちと、個性のあるジムリーダーを倒し、リーグに挑戦、時には街の人たちやポケモンを困らせる悪の組織を倒す! 
その達成感はポケモンならではです。

好きなポイントでそれぞれ楽しめたらよい、それが自由に決められる。

今回整理することで、ポケモンのここが楽しいって思っているよ、と説明出来るようになりました。そして、出来ればこの機会に今まで遊んだシリーズを回顧したいなと思いました。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

いただきましたサポートは、大切に資料費などに使わせていただきます。