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ライフ・アウトライン実践2-3 DO-ALLをシェイクする②

DO-ALLは使いながらシェイクされる

DO-ALLのシェイクの続きです。

前回はランダムに書き出したDOに対してボトムアップからシェイクをスタートしました。これによって、アウトラインはあたかも「プロジェクトリスト」のような体裁を帯びてきています(でも、これらは「プロジェクト」ではなく「DO」です)。

ひと通りボトムアップが終わったらトップダウンのプロセスに入ります。前回ボトムアップで作ったDOの各項目に対して、今度は下位階層を考えていく。アウトライン操作の5つの型で言えば、主にレベルダウンの操作ですね。

下位レベルに落とし込む?

「DOの下位階層を考える」と言ってすぐ頭に浮かぶのは「DOを下位レベルに落とし込む」ことでしょう。プロジェクトを行動レベルのタスクに。なかなか手をつけられないタスクはさらに細かいサブタスクに。タスク管理に興味のある人ならおなじみの考え方です。

より詳細なレベルでアウトラインを作るということですね。アウトライナーなら実に簡単にできるし、「アウトライナーでタスクを扱う」と言うとき多くの人がイメージする使い方でもあると思います。

でも、簡単にできるからと言って、あらゆるDOを事前に詳細化しようなどと考えると挫折します。手間がかかりすぎるうえに、あまり意味がないことが多いからです(それは「事前に作ったアウトラインに基づいて文章を書くこと」と同じだからです──その問題については「【基礎講座2】アウトラインの形を活かしながら、でもアウトラインから自由に」で言い尽くしているのでここでは繰り返しませんが)。

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