見出し画像

【音楽雑記#9】NoGoD(新興宗教樂團NoGoD)

緊急事態宣言が解除され、久しぶりに街ナカに出る機会があり、たまたま入った喫茶店でほどなくして、気づいたことがありました。店員がマスクをしていない(!)店先に消毒液も置いていない(!)この事実に関して、自分自身は賛成も反対もないが、少なくともかつて当たり前だった事実が、ひとつの「驚き」に変わっている。それくらい、世の中が変わるときはあっという間で、もう、以前のような体制に戻ることはないんだろうな、と思った瞬間でした。

しかし、久しぶりに集まり、他愛もない話をしながら、お茶を飲み、ご飯を食べ、酒を飲む、というのが、どれだけ贅沢な時間だったかを実感させられた。やっぱり、オフラインとオンラインは違うな。

▼好きになったキッカケ

表題のバンドは、ヴィジュアル系好きには有名だが、特に怪しいバンドではない。ヴィジュアル系にハマりたてだった2006年のShock Edge。

振り返ってみてもなかなかのメンツで、思い出深いバンドがいくつもあるが、この中で一際異彩を放っていた(ように見えた)のがNoGoDだった。なんでこのバンドの音楽がヴィジュアル系のコンピレーションに入っているんだろう?売れるためか?ライブに行ったときの団長のキャラも最高だった。(本当にヴィジュアル系なのか?というのはいつもあった)その後、ライブではなく個別トークショーを聞きに行くくらいキャラが好きで、その話しぶりは純粋に音楽が好きで、好きなことをやっているんだろうな、というのが伝わってきたからだと思う。

このバンドに出会いヴィジュアル系シーンの奥深さ(※)と、それに伴い「バンドマン」としての生き方にも興味を持つようになっていたように思う。
(※)実際、ヴィジュアル系シーンは奥深く、例えば、このコンピレーションに入っているシリアルナンバーの元メンバーはの一人は、バリバリヴィジュアル系やりながら、ビジネスマンとして活躍している。この年のメンバーってすごい年だったんじゃ?と嬉しくもなる。

▼思い出

このバンドの魅力に最初に気づいたのは、よく一緒にライブに行き、付き合ってくれたN氏だった。N氏はテクニカルなバンドが好きで、自身でもギターを嗜んでいたので、このバンドの技術力に惚れ込んでいた。バンドを好きになるのも、ただ単に「好き」というだけではなく、曲なのか、キャラなのか、技術なのか、刺さっているポイントが異なる、そんなアタリマエのことも教えてもらった。

▼今、1番スキな曲

そんな長く続いているNoGoDでも、Kyrieの脱退が決まり、また新たなステージに向かっていくのでしょう。時代が変わればバンドも変わる、とはいえ、色々転換期なんだろうな、、、。1番よく聞いた慣れ親しんだ楽曲を久しぶりに聞いて、季節感も相まって、ちょっと切ない気分になったのでした、、、。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?