【週末雑記#14】KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭
一度、街に出れば何かしらイベントがやっている京都の街は本当に面白い。日本で一番歴史が深い都市でありながら、国際色豊かで、常に来る人に新しい発見を与えてくれる街。発見が絶えない。
近所では、GW明けまでは京都国際写真祭が開催中だ。写真家、という存在には全く知識がなかったが、こうした新しい出会いを提供してくれるのは本当にありがたい。昨日、出会ったのは「写真家アーヴィング・ペン(1917–2009)」。
ヨーロッパ写真美術館(パリ)から作品を持ってきているということもあり、貴重な展示だった。印象に残っているのは、クリスチャン・ディオールやマルセル・デュシャン等と同じ構図で、名もなき配管工や職人たちを撮影したポートレートだ。経歴も肩書も説明がない1枚の写真に写った人物として対峙すると、すごい実績を残した人も、残していない人も同じに見える。でも、ペンが撮影した写真からは、何かオーラのようなものを全て感じた。格差がフォーカスされる世の中だからこそ、人々を平等に捉え、表現することが再評価されるかもしれない。好き嫌いを持つな、ということをいいたい訳では無いが、変な選民思想は持たずに生きていきたいな。
そんなことを思いながら、新聞を読んでいると、昨日、面白い記事を見つけた。
社会人になりたての頃、3年ほどコミットした「尼崎」の街が、こうして時を経て「お得な場所」としてフォーカスされるのはとても嬉しい。当時、尼崎の歴史について学習しまくり、お得感を訴求しまくり、マンションを売りまくったが、当時無理をしてでも買った人は全員もれなく儲かっており(家の資産価値が上がっている)まあまあ、いい仕事をしたのかなと思えた瞬間だった。(当時は、こんなに尼崎に詳しくなって、何の意味があるんだろう?とか思ってしまっていたが、、、無駄なことはなにもないのか。)ここでの経験を経て、評価があったからこそ、宝塚や芦屋、京都など、ビジネストリップといえるチャンスを掴めたのだから、感謝しか無いな。
しばらく世界中から集った「写真」を通じて、京都を堪能する週末が続きそうだ。
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