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【音楽雑記#14】UCHUSENTAI:NOIZ(宇宙戦隊NOIZ)

フルリモート勤務になるとチームとしての「一体感醸成」や「労い」をどう表現するか?難しいというのが社内で話題になった。確かに、オフラインでの交流が元々あって、オンラインに移行したメンバ-と、フルリモート前提で合流したメンバーとではコミュニケーション量も圧倒的に差があるし、どうしても距離を感じてしまうだろう。

自分のそこまで長くもない社会人生活を思い返してみても、個人でなくてチームでないと働くのがしんどい、パフォーマンス出しにくい、という人が複数いた。こういう人が多い会社だと、おそらくフルリモートへの移行は絶対にない。出社前提の業務設計に戻っている。

昔、自分が担当するプロジェクトで「一人勤務」になったことがあった。朝出社して、全ての仕事を一人で回す。さながらサラリーマンとは思えない自由な「中小企業の親父」のような仕事で楽しかったが、社内からは哀れみの目で見られたことを思い出した。

「一人で寂しくないの?」
「全部一人って辛くない?」
「誰かと話したくなったりしないの?」
「モチベーション続かないでしょ?w」

色んな声をかけてもらったが、なぜかそんなこともなく淡々と楽しく勤務が継続できた。わりと、自分の志向性に気づけた原点でもある。あまりチームプレーや組織を束ねることにチャレンジしたものの、大した成果も出せなかった経験から、自分からそういう役回りを遠ざけている節もあるが、うまく自分自身でも適材適所を探しながら動いていけると良いな。

▼好きになったキッカケ

ポップなメロディと平和なコンセプト、ゴールデンボンバーが出てくる前のヴィジュアル系では、その地位にはNOIZがいたように思う。なぜ好きになったのか思い出せないが、見返してみると初めてNOIZのライブに行ったのは大学1年生。当時、自分の周りでライブに行っていない、けど、自分は好きかもしれない、みたいなのを発掘するのにハマっており、その一環だったのだろう。

▼思い出

社会人になった初めてのGW、縁もゆかりもない関西配属となり、友達もいない、わざわざ東京に戻るのも面倒、さて何をしよう。となった時に、近所のライブハウスに来ていたのがNOIZだった。自分のことを何も知らない人だらけの中で、慣れない社会人生活もスタートし、ストレスフルだったはずだが、そんな中、よく知っているバンドが来て、元気をくれる。とても支えになったことを覚えている。なんだか、そのくらい寄り添ってくれる心地よい、不思議なバンドなのだ。

▼今、1番スキな曲

ネット上に良い動画が落ちていなかったが「少年人魚」が今の気分に合う。

中二病丸出しだけど、みんな何かしら理想を追っていて、その理想の実現のお手伝いをしている身としては、身に染みる楽曲だ。これからも元気づけてくれるバンドのひとつなんだろうな。

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